都市情報目次(チューリッヒ)

チューリッヒ ZURICH

チューリヒ州の州都であり、スイスの空の玄関口。銀行や証券会社の集まる国際金融都市で、世界の金融市場において重要な役割を担うほか、歴史ある建物が残る風光明媚な観光の町としても名高い。その誕生はローマ時代にさかのぼり、紀元前15年に設けられた関所ツーリクムがその始まりといわれている。9世紀に修道院や城が築かれ、商工業が興ったのをきっかけに都市として発展、13世紀に典型的な中世都市としての形が整い、1351年にスイス連邦に加盟した。16世紀にスイスにおける宗教改革の拠点となったほか、18世紀には教育者ペスタロッチが宗教改革に乗り出し、20世紀初頭には前衛芸術運動の中心地となるなど、町には、古い歴史を持ちながら新しい発想を吸収していく柔軟さがあふれている。チューリヒ大学をはじめとする教育機関も多い。

都市情報

基本情報

1. 位置
        *スイスは、北はドイツ連邦、東はオーストリアとリヒテンシュタイン、
         西はフランス、南はイタリアと国境を接している。
        *チューリッヒは全長27kmの細長いチューリッヒ湖の北、スイスの中央
         部に位置する。
        *北緯47度23分、東経08度34分。

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2. 概要
        *チューリッヒ州の州都チューリッヒはスイス第一の都市で、商工業、金
         融、芸術、文化の中心。2000年以上の歴史があり、ローマ時代には既に
         町の中心にあるリンデンホーフに税関が置かれていた。
        *スイスの玄関口であり、経済の中心を担う都市でありながら、中世の建
         物が並ぶ小さな町の魅力も兼ね備えている。

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3. 歴史・現状
        *紀元前1世紀ごろからローマ人に征服されたケルト系のヘルベチア人が
         定住し、4世紀末までローマ帝国の属領として栄えた。しかし6世紀に
         入るとゲルマン民族、フランク族の侵略を受け、それ以後ヨーロッパ
         諸国家形成の波にもまれ、フランク王国、神聖ローマ帝国により分割・
         併合を繰り返しつつ、小さな自治領に分かれていった。13世紀に入って
         オーストリア帝国に支配されたが、1291年、3つの州が同盟し、1315年
         に独立した。その後、オーストリアと戦いながら連邦をつくりあげ、
         1648年に独立が正式に認められた。1815年ウィーン会議で永世中立国と
         して認められ、1874年に連邦国家体制が確立。
        *1519年、司祭ツヴィングリはチューリッヒで教会改革に着手した。
        *1848年、連邦憲法制定(1999年4月に現憲法に改正)
        *1986年、国連加盟を国民投票で否決。
        *1992年の国民投票は欧州経済地域への加入を否決。1994年からEUとの4
         年に及ぶ個別交渉で6項目のうち研究開発協力、商品規格の統一、政府
         調達の自由化について合意済みだが、現在はスイスの方から加盟交渉を
         凍結している。
        *ホロコーストの犠牲者の預金返還問題ではスイスの銀行は12.5億ドルの
         支払いに合意。
        *1998年6月、遺伝子組換え技術への規制の是非を問う国民投票が行われ、
         圧倒的多数の反対で規制は拒否された。
        *1999年4月、スイスは金本位制を廃止。スイス・フランを金価格に固定さ
         せる政策を放棄した。
        *2000年5月、スイスの有権者はEUとの包括的な自由貿易協定を承認。EU
         との経済関係強化へ向けて歩み出した。
        *2001年3月の国民投票により「EU加盟交渉即時開始」は否決されたが、
         政府は2007年までに加盟の是非を決定し、2008年以降に国民投票によっ
         て民意を問う方針。
        *2001年6月、PKOなどに軍を派遣することの是非を問う国民投票が実施さ
         れ、賛成51%、反対49%の小差で承認された。これにより今まで丸腰で参
         加していたスイス部隊も武装することになる。
        *2002年3月、国連加盟をめぐる国民投票の結果、加盟申請することで決
         定。9月10日の国連総会で承認、190番目の正式加盟国となった。
        *2004年9月、国民投票が行われ、外国移民子弟の国籍取得を緩和する憲
         法改正案が否決された。
        *2005年6月5日、シェンゲン条約批准の国民投票が行なわれ、賛成55%で
         可決された。また同時に行なわれたEU共通の難民政策を定めたダブリン
         協定についても可決され、翌年国会で批准された。
        *2005年9月25日、国民投票により就労や移住の自由を東欧などEU新規加
         盟国10ヶ国にも認めることを決定。
        *2016年、世界文化遺産にル・コルビュジエの建築作品に登録された。
         スイスではレマン湖畔つくった小さな家(ヴィラ・ル・ラク(湖の家))
     と、ジュネーヴに建設された集合住宅「クラルテ」の2軒。
        *2018年英誌エコノミスト調査部門(EIU)住みやすい都市ランキングで前年
         と比べ、チューリヒは15位から11位、ジュネーブは18位から14位へと順位
         を上げた。
    *2020年、スイスアルプスでは史上最高気温を記録し、スイス全体では史上
         2番目に気温が高かった。
        *2021年、世界の住みやすい都市としてスイスのチューリッヒは全世界7位、
         ジュネーブは8位に輝いている。(英誌エコノミスト調査)

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4. 都市データ
    人口             :都市         421,878人(2020)
    ----              国         8,667,100人(2020)
    住民             :ドイツ系(65%)、フランス系(18%)、イタリア系(10%)、
    ----              ロマンシュ系(1%)
    面積             :都市       87.88平方キロメートル
    ----              国        41,000平方キロメートル
    人口密度          都市    4,800人/平方キロメートル
    --------          国        211人/平方キロメートル
    言語             :スイスの公用語はドイツ語(62.1%)、フランス語(22.8%)、
    ----              イタリア語(8.0%)の3つで、このほかレート・ロマンシュ
                      語(0.5%)が話されている。
                      チューリッヒではドイツ語が共通言語だが、スイスで話
                      されているドイツ語はいわゆるドイツ語とはかなり異な
                      る。スイス人は3カ国語以上話せる人が多く、英語も通
                      じる。
    宗教             :カトリック(35.1%)、プロテスタント(23.1%)、
    ----              イスラム教(5.4%)
    歳入             :国              2,421億米ドル(2017)
    ----
    総生産           :国              8,108億米ドル(2020)
    ------            1人あたり        93,515米ドル(2020)
    所得             :国              7,252億米ドル(2020)
    ------            1人あたり        69,190米ドル(2020)
    失業率           :都市        3.1%(2020)
    ------            国         3.14%(2020)
    観光             :外国人観光客数       11,818,000人(2019)
    ----              日本人観光客数(国)      212,617人(2019)
    姉妹都市         :なし
    --------

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5. 社会的インフラの現状と課題
    水道・トイレ普及率:
    --------------------
        *水道普及率    国 100.0%(2020 WHO)
        *トイレ普及率  国 100.0%(2020 WHO)

    交通機関の発達・整備:
    ---------------------
        *市内の交通機関は、市電(トラム)とバスの路線がくまなく市内を巡って
         いる。

    住宅事情:
    ----------
        *スイスでは日本の公団のような組織がないことから、賃貸住宅のほとん
         どは個人の所有か企業のものである。住宅の種類としては独立家屋とア
         パートがあるが、独立家屋は家賃が高く、数も少ないことから、ほとん
         どの場合、アパートを借りるか、独立家屋の一部を借りることになる。
         スイスの賃貸アパートのほとんどが家具なし。家具付きアパートもある
         が、数も少ないうえ短期契約に限られていることが多い。
        *家賃は、市内か郊外か、建物の新旧築などにより同じ広さでもかなりの
         差がある。

    文化・レジャー・スポーツ施設:
    ------------------------------
        *スイスはスポーツが非常に盛んで、あらゆるスポーツが行われている。
         人気のあるスポーツとしては、サッカー、冬はスキー、スケート、アイ
         スホッケーなどがあげられ、中でもサッカー熱は他のヨーロッパ諸国に
         負けない。スキー場は設備も数も充実している。
         また、各種スポーツや体操クラブが各都市にあり、誰でも低費用で気軽
         に参加できる。テニスやゴルフも盛ん。ゴルフ場も豊富で、料金も
         安い。
        *市街とその周辺には旧跡や各種博物館、美術館などみどころが豊富。
        *映画も盛んで、多数の映画館があり上映スケジュールは新聞に記載され
         る。
        *コンサートホールトーンハレ(Tonhalle)は、1895年にヨハネス・ブラー
      ムスによって落成記念の演奏がなされ、現在も素晴らしい音響効果で知
         られている。スイスを代表するオーケストラの一つ。

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6. 気候
    特徴:
    ------
        *スイスは山岳部が多いため、日中と夜の気温差が激しい。
        *チューリッヒは大陸性気候で、日本と同じように四季がある。

    四季:
    ------
       *6~8月が夏で快適で過ごしやすい。年間で一番気温の高い7月8月の最高
        気温は25℃前後と過ごしやすいが、朝晩は15℃前後と肌寒さを感じる冷
        え込みとなるのでカーディガンや長袖のシャツなどの羽織ものがあると
        安心。
       *12~2月が冬で気温がマイナスになる日も多く、寒い日が続く。しっか
        りとした防寒着が必要。

    気温・降水量の推移:
    ------------------
               1    2    3    4    5    6    7    8    9   10   11   12
    --------------------------------------------------------------------
    最高気温   4   7  11  16  19  23  26  25  21  14   8   5
    最低気温  -1    0   2   6   9  14  15  15  12   7   3   0
    降水量    63  59  71  80 127 128 126 119  87  85  75  84
    (2021/12 気象庁調べ)

    時差とサマータイム:
    --------------------
        *日本との時差は-8時間。スイスの方が遅れている。
        *夏時間採用時(2022/3/27-2022/10/30)は-7時間。

                                                      
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7. 交通
    道路事情:
    ----------
        *道路網はよく整備されている。交通標識も読み易い。また、道路はラッ
         シュアワーの時間帯でも日本のような大渋滞を見ることは滅多にない。

    市内の交通機関:
    ----------------
        *よく発達した高速道路が市の中心近くを通っている。
        *市内の交通機関としては市電、バス、タクシー、電車(ケーブルカーな
         ど)がある。
    
        (1) バス、市電(トラム)
          ・両方ともラインが発達しており市内をくまなく巡っているので便利。
           毎日5:30から深夜まで運行しており、いずれもワンマン方式で乗車券
           は乗り物の中では購入できない。各停留所にある自動販売機で乗車前
           に購入する。乗車券は乗車の際提示する必要はないが、定期的に所持
           検査が実施されているので紛失しないように。また、無賃乗車が見つ
           かった場合は理由の如何によらず高額の罰金が科せられるので要注意。
              料金  2.70スイス・フラン(ローカルゾーン、二等車、30分間有効)
              路線図で目的の停留所の4桁コードをテンキーで入力すると料金
              が表示される。
              切符  自動販売機で購入する他に観光局でも買える24時間有効の
                    1日乗車券もある。またすべての公共交通が使い放題で、
                    美術館なども入場無料になる他、レストランなどでの優待も
                    ついたチューリッヒカードは観光に便利。料金は24時間が
                    27.00スイス・フラン、72時間が53.00スイス・フラン。
                    乗車する時には入口の赤ランプを押すと開き、下車する
                    時にはドア近くの黒いボタンを押すと、停車と同時に
                    自動的にドアが開く。
         (2) タクシー
           ・タクシー乗り場から乗るか、ホテルで呼んでもらう。流しのタクシー
            はない。
           ・電話でも呼び出し可能。
            ●チューリッヒ・タクシー                 TEL: 044-222-2222
            ●タクシー・444 AG                       TEL: 044-444-4444
            ●タクシー・7×7                         TEL: 044-777-7777
           ・基本料金は6.00~8.00スイスフラン、以降1Km毎に3.80~5.00スイスフラン、
            待ち時間1時間につき69.00~80.00スイスフラン。日曜、祭日、夜間は
            割増。
         (3) 電車(ケーブルカーなど)
           ・ドルダー鉄道(DOLDERBAHN)はルーマーホフ広場(ROMERHOFPLATZ)
            から10分間隔で運行している。
           ・フォルヒ鉄道(FORCHBAHN)はシュタデルホーフェン駅
            (BHF.STADELHOFEN)からチューリッヒ近郊方面行き。
           ・3駅が地下にあり、地下鉄建設の計画が進められていたが、スイ
            スの人々は地下鉄建設に否定的で進んでいない。

    レンタカー:
    ------------
        *レンタカーは、日本での免許証と国際免許証、ヨーロッパで取得した免
         許証、アメリカ、オーストラリアなどの免許証で運転できる。
        *レンタカー会社はAvisやHertzなどの大手の会社が空港や各都市に網羅
         している。

    長距離の乗り物:
    ----------------
        *空港
          ・チューリッヒ・クローテン国際空港(Flughafen Zurich Kloten:ZRH)
           は市の北東11.1kmの所にあり、ヨーロッパ屈指の近代的で大きな空港
           で100社以上が乗り入れている。案内表示も分かりやすい。ゲートは
           AとB/DとEに分かれており、ゲートAはシェンゲン域内、ゲートEは
           その他の航空会社が発着する。
           ●チューリッヒ・クローテン国際空港
             TEL: 043-816-2211
          ・市街へはターミナルAの地下から1時間に8本ほど出る国鉄がチュー
           リッヒ中央駅(Zurich Hauptbahnhof)まで9~12分で結んでいる。
           又、各主要都市へも乗り換えなしで行ける。タクシーを利用した場合、
           市街まで約48スイス・フランなど。
        *航空機
          ・チューリッヒと日本との直行便は、スイスインターナショナルエアラ
           インズが、成田発着を毎日運航している。またJALがロンドン経由で
           運航している。
          ・ヨーロッパ各都市から、直行便が頻繁に運航している。
        *鉄道
          ・鉄道網は網羅され、時間が正確でよく整備されている。
          ・スイスの鉄道は幹線は国鉄(SBBと表示される)、支線は私鉄になって
           いる。列車は下記の種類に分類される。
          ・特急(Eurocity)2ヵ国以上を走る国際特急
          ・特急 (Intercity)主要都市を結ぶ特急
          ・急行 (Regio Express、Inter Regio)近距離を結ぶ急行
          ・快速 (Eilzug)
          ・普通 (Personalzug)
          ・料金は距離に基づいて設定されている。国際列車は急行券が必要だ
           が、国内列車に関しては通常の乗車券でどの列車にも乗車できる。
           ただし、予約はできない。クラスは1等と2等があり、運賃は1等は
           2等の60%増し。
          ・ヨーロッパは国境が隣接しているため、数ヵ国間を移動する手段とし
           て鉄道が最も便利である。その場合、期間内ならば何度でも乗降でき
           る、各種の鉄道パスを利用するとよい。
          ・ユーレイルパス
           ユーレイルパスはユーレイルグローバルパスとユーレイル1ヵ国パスに
           大別することができる。
            (1)ユーレイルグローバルパス(Eurail Global Pass)
               ・33ヵ国の鉄道の1等車、または2等車に乗車できる。
               ・通常の大人料金のチケット(Adult。28歳以上対象)のほかに、下記
                の割引チケットがある。
                 (a)ファミリー(Family)
                  4歳未満の子供は無料。ただし、座席を予約するためには、無料
                  のユーレイル小児用パスが必要。4~11歳の子供も無料だが、
                  ユーレイル小児用パスが必要。大人1人につき、2人までの子供
                  が無料。
                 (b)ユース(Youth)
                  12~27歳が対象の割引チケット。1等と2等の両方で利用できる。
                 (c)シニア(Senior)
                  60歳以上を対象の割引チケット。1等と2等の両方で利用できる。
            (2)ユーレイル1ヵ国パス(Eurail One Country Pass)
               イタリアやスペインなど人気の国々から1ヵ国を選び、地域鉄道や
               高速鉄道を利用できる。
               ・各チケットには、指定した期間中(15日・22日・1ヵ月・2ヵ月・3ヵ月)
                毎日乗車可能なパスと、1ヵ月の有効期間のうち3日もしくは4日、
                5日、7日だけ、2ヵ月の有効期間のうち10日もしくは15日だけ乗車
                可能なパスの料金設定がある。
        *スイス近隣の旅行にはフランス-スイスパス、オーストリア-スイスパス、
         ドイツ-スイスパスなどのリージョナルパスが便利。
        *高速鉄道はドイツのICE、フランスのTGV、イタリアのPendolinoと結ばれ
         ている。

    情報・問合せ:
    --------------
        ●チューリッヒ市交通局(バス・トラム):VBZ
          TEL: 0848-988-988
        ●鉄道(Swiss Federal Railways:SBB)
          TEL:  0848-44-66-88

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8. 通信
    電話:
    ------
        *2019年、スイス全土の公衆電話が撤去された。
        *通話料金は時間帯により割引制度がある。
         国内の場合:月~金17:00~19:00、21:00~8:00、土・日は終日。
         国外の場合はヨーロッパやアメリカ・カナダ地域はあるが、日本はない。
        *電話の設置については、外国人の場合、労働許可証または滞在許可証が
         必要。手続きは、そのいずれかのコピーを電話帳に添付されている申込
         書に添えて電話局(アナログ回線の場合、通常Swisscom)に直接出向いて
         行うか、郵送で行うこともできる。スイスでは電話帳への記載は義務に
         なっている。
        *電話帳はアルファベット順と職業別の2種類がある。

    国際電話のかけ方:
    ------------------
        *いずれも時差を考慮すること。
          (1) ダイヤル直通
              いちばん簡単で安い。国際通話番号(00)+国番号(日本は81)
              +市外局番(0を除いたもの)+受信者局番。
          (2) オペレーターコール
              通話の種類(指定通話、番号指定通話、コレクトコール)と通話先
              の国名、都市番号が必要。オペレーターはダイヤル0で呼び出す。
          (3) 国際ローミング
              国際通話料金には消費税はかからない。
              日本の携帯電話会社が海外のキャリアと提携することにより、海
              外にいても日本の携帯電話そのままで、日本国内と同様に携帯電
              話が使用できる。契約の通信会社によって、通話料金やプランは
              異なるため事前に確認が必要。
              ※SIMフリーのスマートフォンならば、海外用SIMカードを利用す
                ることで、国際ローミングよりもお得な料金で通話が可能。プ
                リペイド方式なので利用料金も明確で安心。
        ※1 「マイライン」「マイラインプラス」の国際区分に登録して
                いる場合は不要。詳細はURL www.myline.org
        ※2 auは、005345をダイヤルしなくてもかけられる。
        ※3 NTTドコモは事前にWORLD WINGに登録が必要。009130をダイヤ
                ルしなくてもかけられる。
        ※4 ソフトバンクは0046をダイヤルしなくてもかけられる。
        ※携帯電話の3キャリアは「0」を長押しして「+」を表示し、
                続けて国番号からダイヤルしてもかけられる。


    インターネット:
    ----------------
         普及率:93.15%(国 2020)
         ブロードバンド普及率:46.48%(国 2020)

    郵便:
    ------
        *スイスの郵便事情は非常に良く、安全である。
        *郵便局(PTT)は、郵便業務のほか、電報や電話、為替業務など幅広い業
         務を行っている。
        *ポストは黄色で、国旗とホルンが目印。
        *切手は郵便局のほか、自動販売機で買える。
          ●中央郵便局
            Kasernenstrasse 95/97
            TEL: 0848  888 888
            営業時間:月~金 6:30~22:30、土 6:30~20:00、日 10:00~22:30

    国内郵便:
    ----------
        *国内郵便の種類にはA-ポストとB-ポストがある。A-ポストが翌日配達、
         B-ポストは普通郵便で、届くまで2~3日かかる。A-ポストで送る場合
         は、"A Prioritaire"と記された青いシールを貼るか、"A"と記さなけれ
         ばならない。シールは郵便局にて入手可能。
         ハガキ、封書(100g)まで1.00スイス・フラン(A)/0.85スイス・フラン(B)

    国際郵便:
    ----------
        *日本までの郵便料金は下記の通り。
         ハガキ--------------------2.00スイス・フラン(プライオリティー料金)
         封書(20g迄)---------------2.00スイス・フラン(プライオリティー料金)
         封書(50g迄)---------------3.80スイス・フラン(プライオリティー料金)

    その他のサービス:
    ------------------
         ・国際宅配会社
            ●OCS Zurich Office     TEL:41-43-816-2937 
            ●DHL                   TEL:0848-711-711

                                                      更新日:XXXXX.XX.XX
9. メディア
    新聞:
    ------
        *全国紙で宅配してもらえる物は次のとおり。
         Tages-Anzeiger/Neue Zuercher Zeitung/
         Tribune de Geneve
        *日本語の新聞・雑誌
         ・海外新聞普及(OCS)に申し込むこと。なお、日経は国際版があるので、
          より新しい情報を入手することができる。詳細は確認のこと。
             ●OCS Zurich Office
               TEL: 043-8163843

    ラジオ・テレビ:
    ----------------
        *テレビはフランス語系、ドイツ語系、イタリア語系の放送がある。この
         ほか、居住地域及びアンテナの質にもよるが、フランス、ドイツ、オー
         ストリアなど近隣国の番組やCNNも受信できる。また、NHK Cosmomedia
         EuropeのJSTVに加入すれば、NHKをはじめとする日本語衛星放送が
         視聴できる。受信にはテレビのほかにデジタル受信アンテナ、デジタル
         デコーダーが必要。
        *国内のラジオ放送は全国放送がいくつかあり、スイス放送協会が運営し
         ている。その他各地域局で、音楽、トーク番組等を流している。なお、
         海外向け短波放送NHK ワールド JAPANも聴取できる。周波数は春と秋に
         更新されるので確認のこと。周波数表はインターネットで入手できる。
        *デジタル放送は2003年より開始している。

    その他:
    --------
        *現地で生活する上での参考資料
         「チューリッヒ生活のしおり」  チューリッヒ日本婦人会発行
         「小さな家とスイスの朝食」    堀井和子著(ベストセラーズ)


        *世界で共通で生活するうえで参考になる書籍10冊

        ※日本でkindle端末を買って、kindle版で買うのが格安になる。
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    1.英語でガイド!世界とくらべてわかる日本まるごと紹介事典

      カテゴリー 日本文化を伝える
      著者 江口 裕之
      出版社 Jリサーチ出版
      発売日 2018/8/27
      販売価格 1,980円、Kindle版価格 1,584円
      お勧めポイント 日本文化・地理・生活習慣など、海外で日本を紹介する時
              に必要な情報が、まるごと日本をわかりやすく紹介されて
           いる。イラスト付なのでそのまま見せながら説明しやすい。
    -----------------------------------------------------------------------
    2.英語で日本紹介ハンドブック

      カテゴリー 日本文化を伝える
      著者 松本美江
      出版社 アルク
      発売日 2014/4/25
      販売価格 1,760円、Kindle版価格 1,672円
      お勧めポイント 通訳ガイドならではの、外国人目線での興味とよく聞かれ
              る疑問への回答を的確に説明している。
    -----------------------------------------------------------------------
    3.一度は行きたい!日本の世界遺産

      カテゴリー 日本文化を伝える
      著者 ぴあ
      出版社 ぴあ
      発売日 2019/3/18
      販売価格 1,078円、Kindle版価格 612円
      お勧めポイント 海外の方の日本への旅行目的にもなっている日本の世界遺
           産。最新の日本の世界に誇る世界遺産、文化遺産がまとま
           った旅行気分で写真集的に見て楽しめる本。
    -----------------------------------------------------------------------
    4.英語訳つきおりがみBest50 Cool

      カテゴリー 日本文化を伝える
      著者 主婦の友社
      出版社 主婦の友社
      発売日 2016/11/10
      販売価格 1,320円、Kindle版価格 1,254円
      お勧めポイント 初めての人でも簡単に折れる折り紙がいっぱい。片言の英
                      語でもコミュニケーションが取れる。おりがみは世界に認
                      知されている日本文化ならではの遊び。
    -----------------------------------------------------------------------
    5.英語でガイド! 外国人がいちばん食べたい 和食90選

      カテゴリー 料理
      著者 片山 晶子
      出版社 Jリサーチ出版
      発売日 2019/12/20
      販売価格 1,760円、Kindle版価格 1,408円
      お勧めポイント 海外の方に喜ばれる簡単で家庭的な和食の作り方を英語で
           解説されている本。全文日英対訳付きなので、お土産とし
           て喜ばれる。
    -----------------------------------------------------------------------
    6.Harumi's Japanese Kitchen

      カテゴリー 料理
      著者 栗原 はるみ
      出版社 扶桑社
      発売日 2020/8/18
      販売価格 2,684円、Kindle版価格 1,646円
      お勧めポイント 世界的な賞を受賞。作り置きや、代替え素材で作る方法な
              ど、レシピ通りに作ればできる安心の一冊。外国人の方に
           プレゼントしても喜ばれる英語で書いてある料理本。
    -----------------------------------------------------------------------
    7.異文化理解力―相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

      カテゴリー 異文化理解
      著者 エリン・メイヤー
      出版社 英治出版
      発売日 2015/8/22
      販売価格 1,980円、Kindle版価格 1,782円
      お勧めポイント 海外赴任・留学などで必要なコミュニケーションは英語力
              ではなく、異文化の理解。多くの海外駐在員が抱える問題
           に対して、実践的な解決のヒントが書かれている一冊。
    -----------------------------------------------------------------------
    8.外国で病気になったときあなたを救う本[第5版]

      カテゴリー 医療
      著者 櫻井健司監修
      出版社 ジャパンタイムズ
      発売日 2010/6/30
      販売価格 2,640円、Kindle版価格 なし
      お勧めポイント 痛みや症状を伝える英語の会話例を診療科別・病名別に紹
           介。30年以上のロングセラー、現在の症例に情報はアップ
           デートされている。
    -----------------------------------------------------------------------
    9.今、備えておくべき! 海外赴任社員のメンタルヘルス対策

      カテゴリー 医療
      著者 淵上 美恵
      出版社 第一法規株式会社 
      発売日 2017/3/4
      販売価格 1,980円、Kindle版価格 なし
      お勧めポイント コロナ禍もあり、海外赴任では本人だけでなく、随行家族
                      のメンタルヘルスにも注意が必要です。著者の実体験をも
                      とに、企業の労務管理担当者のために、メンタルヘルス対
                      策について、具体事例で解説した唯一の書籍。
    -----------------------------------------------------------------------
    10.海外赴任ガイド 2022

      カテゴリー 全般
      著者 JCM
      出版社 丸善プラネット
      発売日 2021/12/1
      販売価格 1,650円、Kindle版価格 なし
      お勧めポイント 海外赴任で必要とされること全般が網羅されている。
    -----------------------------------------------------------------------
                                                           更新日:XXXXX.XX.XX
10.通貨・金融事情
    通貨:
    ------
        *補助単位:サンチーム(Centime)  1スイスフラン=100サンチーム
        *1米ドル=0.92スイスフラン
         1スイスフラン=126.03円  更新日:2022.1.7
        *紙幣は10、20、50、100、200、1,000スイスフランの6種類。
        *硬貨は5、10、20、50サンチーム、1、2、5スイスフランの
         7種類。

    現地通貨及び外貨の持込・持出:
    -----------------------------
        *現地通貨
         持込:無制限
         持出:無制限
        *外貨
         持込:CHF10,000相当以上は申告要
         持出:無制限

    クレジットカード:
    ------------------
       *American Express、Visa、MasterCard、などクレジットカードは買い物
        ばかりでなく、ホテル、国鉄、航空会社、郵便局の窓口などあらゆる大手
        機関や企業で使えるので大変便利。 ただし、中小の小売り店では使えない
        こともある。
       *スイスを含むヨーロッパでは、ホテルの宿泊などのときに身分証明の意味で、
        クレジットカードの登録を求められる場合もあるので、持っておくと良い。

                                                      更新日:XXXXX.XX.XX
11.治安・安全
    治安状況:
    ----------
        *治安・安全詳細及び最新情報は
        【外務省海外安全ホームページ】で確認できる。
         https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_159.
         html#ad-image-0
        *スイスは、ヨーロッパの中でも比較的安全な国と言えるが、毎年多数の
         日本人観光客が窃盗の被害に遭っている。特にチューリッヒ、ルツェル
         ン、バーゼル、ジュネーブ及びベルン等都市部において、日本人観光客
         を狙ったものと思われる窃盗事件が頻発しており、空港、駅、鉄道内、
         ホテル(ロビー、朝食時のレストラン)などにおいても、置き引きやスリ
         が多発している。
        *スイスの犯罪発生率は、仏、英等他の近隣諸国に比べ必ずしも高くない
         が、日本に比べれば高く、しかも犯罪件数は年々増加の傾向にある。特
         に邦人旅行者が空港または空港に接続する鉄道駅等で置き引きや窃盗被
         害に遭う事例が多発している。国境に近い都市においては、窃盗団等が
         犯行後、すぐに国外に出て行方をくらますという手口もある。
        *日本人の窃盗被害例は、その大半がホテルのロビー及びレストランでの
         置き引きで、特にバイキング(ビュッフェ)形式の朝食等の際、バッグ
         を椅子やテーブルの上に置いておいて盗まれる例が後を絶たない。また、
         公共交通機関内でのスリ・置き引きも頻発している。さらに最近では、
         市内の公園や路上など人目のある場所での強引なひったくり事件(数人
         のグループからの羽交い絞めによる盗難事件もある)も発生しています
         ので、日中でも一人で行動する場合には十分な注意が必要。なお、買い
         物及び観光等の際に、車中に手荷物を置いていて車上荒らしに遭った被
         害、空き巣被害も発生している。
        *スイス各地を結ぶ鉄道内で、手荷物から目を離した隙の盗難被害も多発
         している。その手口としては、被害者の手荷物が見えないように地図を
         広げて、場所を聞くふりをしている間に盗む、「トランク等大きな荷物
         を運んであげる。」と言って運んでいる間に中のもの盗む、「手荷物を
         網棚に載せてあげる。」と申し出、載せるふりをしている間に気づかれ
         ないよう盗む等の被害が頻発している。また、日本と違い誰でも駅構内、
         列車中に入ることができるため、出発間際に盗みを働いて車外に逃亡し、
         取られた者は列車が出発した後に気付くというケースが多いので、列車
         の中でも貴重品は絶対に身体から離さないように気を付けること。主要
         都市の公共交通機関のトラム(路面電車)とバスは、比較的安全と言え
         る。タクシーも概して安全だが、現地に不案内な観光旅行者と分かると
         遠回りをして高い料金を請求する悪質な運転手もいるので注意が必要。

    注意すべき地域:
    ----------------
        *人が多く集まる空港、ホテル、駅、レストランなど。中央駅の裏側の
         麻薬公園と呼ばれた場所、また市内全体的に安全とは断言できない。
         大きな駅の構内や、外国人労働者等が多く集まっているところなども
         注意が必要。

    対日感情:
    ----------
        *良好

    防犯対策:
    ----------
        *多額の現金は持ち歩かない。
        *貴重品は肌身に付けて携行する。
        *手荷物は絶対に手から離さない。特に不特定多数の人の集まる場所では
         注意する。
        *路上ではオートバイや車の追い越しざまのひったくりがあるので、バッ
         グは必ず車道と反対側の手で持つ。バッグは身体の前に持つようにして、
         必ず手を添えて持つ。

    警察の信頼度:
    ---------------
        *信頼できる。

    歓楽街の注意点:
    -----------------
        *地図を広げたりしない。
        *写真を撮ってあげようなどと親しげに話しかけてくる人には注意。
        *歩道は真中を歩くよう心掛けること。車道側はひったくり、建物側は
         引きずり込まれる恐れがある。
        *いかにも旅行者という格好は避ける。
        *単独行動は避ける。

    写真撮影禁止場所:
    ------------------
        *軍事施設や空港内のイミグレーション、国境の写真撮影は禁止。

    罰金が科せられる行為:
    ----------------------
        *無賃乗車は罰金が科せられる。
        *スピード違反、駐車禁止、飲酒運転、高速道路ステッカーなしで高速道
         路に入ったときなど各種交通違反。
        *排ガス検査を受けずに走行しているのが見つかった時。
        *麻薬、大麻等の薬物の持ち込み、所持、使用した違反者は罰金、懲役等
         の罰則。麻薬犯罪にかかわらないよう、十分注意すること。
        *労働許可なしで働く不法就労は罰金。入国禁止になる場合もある。

                                                           更新日:XXXXX.XX.XX
12.トラブル対策
    病気・ケガ:
    ------------
        *救急車を呼ぶときは144をダイヤルし、氏名、現在地、症状などを電話
         口で告げる。
        *医者に診てもらうとき
         緊急の場合を除いて、診察を受けたい時は事前に電話で診察時間の予約
         をする必要がある。急病の場合はPermanenceと呼ばれる救急指定病院で
         治療を受けることができる。
        *薬を買うとき
            薬は一部の薬品を除いてすべて医師の処方箋がないと購入できない。
             処方箋なしで買える一般薬
             -------------------------------------------------------
             ・発熱  :  Treupel
             -------------------------------------------------------
             ・風邪  :  Panadol
             -------------------------------------------------------
             ・下痢  :  種類が多いので薬局で相談するとよい。
             -------------------------------------------------------
             ・胃痛  :  Flatulex
             -------------------------------------------------------
             ・鎮痛  :  Aspegic 500
             -------------------------------------------------------
             ・外傷  :  Bepanthen Roche(軟膏)
             -------------------------------------------------------
        *緊急対応薬局一覧
          ・ベルビュー(年中無休、24時間営業)
           Bellevue Apotheke
           Theaterstrasse 14,
           CH-8001 Zurich
           TEL: 044-266-6222
        *医療システムに関する特記事項:
           スイスには国民保険制度のようなものはないが、医療費が高いので国
           民全員が任意で保険に加入することになっている。保険料は家族の構
           成などの条件により設定され、保険会社により異なる。外国人も加入
           することができる。市内には総合病院の他、公・私立の病院があるが、
           これらの病院で診察を受けるには救急またはホームドクターの紹介状
           が必要。

    紛失・盗難:
    ------------
        *紛失
          鉄道・バス等に置き忘れた場合各駅などの紛失物預かり所に連絡を
          入れる。
          紛失場所がわからない場合は警察か、紛失物取扱所に問い合わせる。
          ●チューリッヒ市紛失物取扱所
            TEL: 044-412-2550
        *盗難
          警察に届ける。
        *警察
          最寄りの警察(Police Station)へ出向いて、盗難証明書
          (Police Report)を作成してもらう。ホテルなどに警官が来てくれる
          場合もある。パスポートなど身分を証明する書類を提示する必要があ
          る。
        *紛失・盗難物の再発行について
          現地で再発行が不可能なもの
          ●国際運転免許証
            帰国後、取得した各都道府県の公安委員会に問い合わせる。
          ●海外旅行傷害保険証
            保険証はなくても日本への照会によって各サービスを受けることが
            できる
          現地で再発行が可能なもの
          ●パスポート
              ※2006.3.20より再発給制度が廃止されたため、旅券紛失の場合は
               「紛失一般旅券等届出書」を提出し該当旅券を失効させ、新たに
               旅券発給申請を行う。なお、「紛失一般旅券等届出書」の届出後
               に該当旅券が発見された場合でも、申請は取り下げられない。
                届出先      :在スイス日本国大使館
                             Japanische Botschaft in der Schweiz
                             Engestrasse 53, 3012 Bern
                             TEL: 031-300-2222(代表)
                             FAX: 031-300-2256
                受付時間    :月~金(休館日を除く)  9:30~11:00、14:00~16:00 
                             ※領事窓口は予約制。           
                手続き内容  :本人が出頭して申請する。
                必要書類    :紛失一般旅券等届出書(来館時に記入)、
                                  一般旅券発給申請書(来館時に記入)、
                                  写真 2枚(縦4.5cmx横 3.5cm、6ヶ月以内に
                                  撮影したもの)、
                                  警察発行の盗難・紛失届証明書、
                                  6ヶ月以内に発行の戸籍謄本(抄本)
                日本語      :可
                発行期間    :原則1週間
                受取方法    :本人出頭(郵送不可)
                              *帰国のための渡航書は1~2日で発行してく
                               れる。ビザの再発行は現地の公館にて手続き
                               を行う。
           ●クレジットカード
                届出先      :各クレジット会社及び提携会社
                             (一部を除きコレクトコール可能)。
                再発行の可否:会社により異なる。
                手続き内容  :紛失したら直ちにカード会社に電話して、
                             カードの使用を止める。
                日本語      :会社により異なる(ほとんど可)。
                受付時間    :会社により異なるがほとんどが24時間営業で
                             年中無休。
                発行期間    :会社により異なる。
                受取方法    :同上
                連絡先一覧
                -----------------------------------------------
                カード名                           電話番号
                -----------------------------------------------
                AMEX                            * 0800-55-47-03
                -----------------------------------------------
                UCカード          (東京)      ※ 81-3-5996-9130
                -----------------------------------------------
                DCカード          (東京)      ※ 81-3-3770-1818
                -----------------------------------------------
                ニコスカード                 * 00-800-99-860860
                -----------------------------------------------
                三井住友VISAカード            * 00-800-12121212
                -----------------------------------------------
                VISAカード                       * 0800-564-963
                -----------------------------------------------
                MASTER                           * 0800-897-092
                -----------------------------------------------
                ダイナースカード   (東京)     ※ 81-3-6770-2796
                -----------------------------------------------
                JCB                              * 0800-55-6056
                -----------------------------------------------
                 * オートコレクトコール
                ※ コレクトコール可
          ●航空券
               届出先      :各航空会社
               手続きの内容:航空会社のカウンターで氏名、フライト番号、
                            時間、日付などを口述し、再発行してもらう
                            (有料)。

    事故・火災など:
    ----------------
        (1) 交通事故
           ・すぐに警察(TEL: 117)に連絡。
           ・氏名、現在地、事故の状況、負傷者の有無や容態を伝える。
           ・重大な事故または人身事故の場合は日本語が通じる日本大使館及び
            必要である場合は弁護士に連絡。
           ・レンタカーの場合は契約したレンタカー会社に連絡。
        (2) 火災
           ・すぐ消防署(TEL: 118)へ連絡。
        (3) 天災
           ・日本公館に問い合わせる。
           ・交通機関の発着情報は常設のインフォメーションに問い合わせる。
        (4) 関連機関連絡先
               ●在スイス日本国大使館(Japanische Botschaft in der Schweiz)
                 所在地  : Engestrasse 53,
                           3012 Bern
                 電話番号: 031-300-2222  FAX:031-300-2256
                 受付時間: 月~金(休館日を除く) 9:30~11:00、14:00~16:00
                 日本語  : 可
               ●警察(Police Station)
                 所在地  :Kasemenstrasse 29
                          Postfach 8021 Zurich
                 電話番号:117 (緊急時)/ 044-247-2211 (郡警 緊急でない時)
                 受付時間: 24時間
                 日本語  : 不可
               ●主なレンタカー会社
                 Avis/Budget  TEL: 044-800-7733(空港)
                 Hertz        TEL: 43-816-32-55(空港)
                 Europcar     TEL: 43-255-56-56(空港)
               ●ロードサービス(レッカー)
                 ・Touring Club Suisse
                  TEL: 0844 888 111 (カスタマーサービス: 
                  月~金 8:00-18:00))
                  TEL: 0800 140 140  (事故、故障の場合)
               ●弁護士(日本語による対応可)
                 ・Jerome Nicolas(ジェローム・ニコラ弁護士)
                  Rue Francois-Bellot 6, CH-1206 Geneva
                  TEL: 58-200-32-00
               ●消防署
                 緊急電話番号:118
               ●天災時の情報収集機関
                 日本国大使館     TEL: 031-300-2222
                 警察の相談窓口   TEL: 044-247-2211(日本語不可)
               ●航空・鉄道
                  鉄道  :   TEL: 0848-44-66-88	"
                  航空  :   TEL: 0848-700-700
                                 (Swiss International Airlines)
                            TEL: 0848-747-100 (Air France)
                            TEL: 44-800-92-22 (British Airways)

                                                      更新日:XXXXX.XX.XX
13.国・地域について
    国旗・国歌など:
    ----------------
        *国旗:
         赤地に白の十字を配したもので、その図柄はキリスト教の宗教的シンボ
         ルに由来している。1889年12月12日にスイス連邦の国旗として正式に制
         定された。国際赤十字の旗の基となった。
        *国章:
         図柄は国旗と同じだが、形は正方形ではなく盾形をしている。
        *国歌:
         スイスの讃美歌"Trittstim Morgenrot daher"で「神よ、あなたが朝や
         けの中から来られるとき」という意味。

    国民性:
    --------
        *スイス人はまじめで、勤勉、倹約家。
        *独立心が高い、一方寛容で、時間厳守。
        *家族のプライバシーを大切にする国民。

    習慣・マナー:
    --------------
        *他人を訪問する場合は私用、社用を問わず必ずアポイントを取り、時間
         はきちんと守ること。突然の訪問は避ける。
        *国民の大多数がキリスト教徒なので、日曜日は安息日とされており、一
         般家庭でも戸外でする仕事、洗車、庭仕事、洗濯などはしない。
        *急用の場合を除いて、夜遅く電話をかけたりしない。
        *夜20:00以降は近所に迷惑になるような音を立てない。窓を開け放しで
         ピアノを弾いたり、音楽をボリューム大で聴いたり、パーティーなどを
         開いて大きな音を立てたりすると近所の人からクレームがくる。

    祝祭日(2022年):
    ----------------
    1/1   元日
    1/2   ベルヒトルトの日 (多くの地域で休日になる)
    4/15  聖金曜日(ティチィーノ、ヴァレー除く)
    4/18  イースター マンデー(復活祭月曜日)(ヴァレー州を除く)
    5/1   メーデー(バーゼル、ジュラ、シャッフハウゼン、チューリヒ州等)
          (多くの地域で休日になる)
    5/26  キリスト昇天祭
    6/5  ウィット サンデー(聖霊降臨祭)
    6/6  ウィットマンデー(聖霊降臨祭)(ヴァレー州を除く)
    6/16  聖体祭(コルプス・クリスティ)
    8/1   建国記念日
    11/1  万聖節
    12/25 クリスマス
    12/26 ボクシングデー
   12/31 大晦日

    ビジネスアワー:
    ----------------
        *郵便局:月~金 8:00~12:00 14:00~17:00 土 8:30~11:00
         休業日 日・祝
        *デパート、ショッピングセンター等:月~土 9:00~18:30
         休業日 日・祝
        *一般商店:月~土 9:00~18:30、休業日 日・祝
         週に1度21:00まで営業の店もある。
        *銀行:月~金 8:30~16:30、休業日 土・日
         ※店舗によって異なる。

    チップ:
    --------
        *チップの有無:有。
        *ホテル:ポーター、ルームサービス、ベッドメイキング CHF2-3程度。
        *レストラン:サービス料なしの場合料金の10%程度。
        *タクシー:不要。
        *その他:特になし。

    注意すべき慣習:
    ----------------
        *人前で声高々に話さない。
        *列の割込みをしない。
        *日曜日の午前中は騒がしくしないこと。ホテル内も、散歩する際も気を
         付けること。
        *スイス人の家に招待された場合には花やチョコレート辺りが無難である。
         しかし花を持参する際には菊、白の百合、赤のバラは避ける。また、
         当日もしくは後日に手書きでのお礼のカードをホストに送る。
        *政治、宗教、人種などの話題は避ける。

    日本との関係:
    --------------
        *1864年に外交関係を結んで以来極めて良好である。経済、文化、人的面
         での交流も親密である。
        *在外公館日本から   大使館     1ヵ所(ベルン)
                            領事事務所 1ヵ所(ジュネーブ)
                 日本へ     大使館    1ヵ所(東京)
                            総領事館  1ヵ所(大阪)
        *日本の進出企業           183社 (2019)
        *在留邦人数(ジュネーブ) 3,751人 (2020)
                   (国)        11,627人 (2020)
        *日本人学校(国)      全日制日本人校 1校(チューリヒ)
                               (全校22名:2021)
                             日本語補習校   2校(チューリヒ、ジュネーブ)

    政治:
    ------
        *政治の形態は23の州(Canton)からなる連邦共和制で、うち3州はそれぞ
         れ2つの準州に分かれる。アメリカ合衆国に次いで古い連邦共和制国
         家。各州は独自の憲法を持ち、それぞれの方法で選出された州政府と州
         議会を有し、各州から選出される2名(準州は1名)が全州議会議員とし
         て連邦レベルでの代表を務める。大部分の州が間接民主制をとってお
         り、直接民主制をとっているのは2州のみである。
        *1995年7月1日WTO加盟。
        *連邦政府の国家元首は大統領であるが、任期1年の閣僚の輪番制で、総
         選挙後の上下両院合同会議で選出された7人の連邦会議が副大統領とと
         もに互選する。上院に相当する全州会議(46議席)と下院に相当する国民
         会議(200議席)からなり、国民議会は比例代表制の直接選挙で4年毎に
         選ばれる。選挙権、被選挙権ともに18歳以上である。
        *主な政党は4大政党の急進民主党(FDP/PRD)、社会民主党(SP/PS)、キリ
         スト教民主党(CVP/PDC)、国民党(SVP/UDC)と緑の党など。
        *スイスは1815年のウィーン会議での承認以来、外交面では「永世中立
         国」の立場をとってきた。しかし、ソビエト連邦の崩壊、EUの拡大とい
         う流れの中で中立の意味が改めて問い直された。2002年9月10日の国連
         総会をもって国連に加盟することになったが、国連加盟後も中立政策は
         維持している。
        *政権は社会民主党(EU加盟推進派で労組に支持基盤)、急進民主党(自由
         主義に立って連邦制を推進)、キリスト教民主党(カトリック系)、国民
         党(中産階級政党でEU加盟反対)の有力4党が連立政権を組む。1999年10
         月に行われた総選挙では国民党が躍進し、国民の難民問題に対する
         不安、急接近するEUへの警戒心を反映する結果となった。
        *永世中立国スイスは、国民皆兵制を基盤とした「武装中立主義」を敷い
         ている。20~50歳の男子は民兵として定期的に訓練を受け、自宅には銃
         や弾薬を常備して有事に備える義務を負う。常備軍はなく、平時は
         約3,600人の将校や下士官が訓練にあたる体制をとっているが、有事の
         ときは民間防衛隊と合わせると48時間以内に総勢88万人を動員できるよ
         うになっている。
        *大統領は2013年1月よりウーリ・マウラー大統領兼国防・市民防衛・
         スポーツ大臣(国民党)が就任した。(任期1年)
        *2001年6月の国民投票により、平和維持軍の武装がみとめられた。
        *2003年10月に行われた上下両院の総選挙では右派の国民党が第一党に
         躍進、同党はこの結果を受け閣僚ポストが2席となった。
        *2006年9月、外国人法改正が国民投票によって承認され、EU/EFTA以外
         の外国人の就労・滞在の規制強化が決定した。
        *EU加盟に関しては申請を保留したままになっており、この先5年位は凍
         結された状態が続く見通しとなった。
        *2007年10月総選挙で右派のスイス国民党(SVP)が歴史的な勝利を収め
         た。人種差別的との批判も受けている同党は過去100年間で同国最高の
         支持を集め62議席を獲得。
        *原子力発電の新設は長く凍結されていたが、最近の電力不足により新設
         が検討され論議を呼んでいる。
        *リビアの最高指導者カダフィー大佐の息子とその妻が使用人への傷害罪
         で逮捕された事件は外交問題に発展。リビアはスイス航空のリビア乗り
     入れを禁止、スイス銀行に預けてあるすべての預金を解約するなどの報
         復措置に出ている。
        *2009年5月、生体認証パスポート導入を問う国民投票が行なわれ、賛成
         が50.1%の小差で可決された。生体認証パスポートは2010年から導入。
         2003年以降に発行されたパスポートはその有効期限まで使用が認められ
         る。
        *2009年11月、金融監督局は2010年より新ボーナス制度を導入することを
         通達。公的資金を受けた金融機関の高額ボーナスを規制する目的で強制
         適用は12社。同12月、国民投票により「ミナレット(イスラム教寺院の
         礼拝を告げる塔)建設禁止案」が可決された。しかし、もうひとつの
        「スイスの武器輸出禁止案」は否決された。
        *大統領は2013年1月よりウーリ・マウラー大統領兼国防・市民防衛・
         スポーツ大臣(国民党)が就任した。(任期1年)
        *2014年1月にディディエ・ブルカルテール大統領が就任した。
        *2015年1月にシモネッタ・ソマルガ大統領が就任した。
        *2016年以降、2009年1月以降の5党(社会民主党、自民党がそれぞれ2閣僚、
         国民党、キリスト教民主党、市民民主党がそれぞれ1閣僚)連立から、
         伝統的4党の連立(社会民主党、自由民主党、国民党がそれぞれ2閣僚、
         キリスト教民主党が1閣僚)に戻っている。
        *2019年12月、新議会は環境系政党が勢力拡大も、連邦参事会(内閣)では
         現職参事(閣僚)が再任。
        *2020年1月、シモネッタ・ソマルーガ大統領が就任。
        *2021年1月、ギィ・パルムラン大統領兼経済・教育・研究大臣が就任。
     *2022年1月、イグナツィオ・カシス大統領兼外務大臣が就任。

    産業・経済:
    ------------
        *国内の産業位置づけ
         世界有数の工業国で、精密工業、機械工業、化学工業、食品加工業、
         刺繍などの手芸が盛ん。
        *産業別労働者人口
                ---------------------------------------------------------
                農林水産業    194,000人         運輸・通信業     167,000人
                ---------------------------------------------------------
                製造業・鉱業   859,000人         商業            378,000人
                ---------------------------------------------------------
                建設業        341,000人         サービス業      951,000人
                ---------------------------------------------------------
                労働人口    5,100,000人(2021)  失業率         3.13%(2021)
                ---------------------------------------------------------
        *経済
          ・スイスは永世中立による政情の安定を背景に、工業化を推進し輸出の
           増進に努めてきた。豊かな外貨資産と観光資源、金融機関などの存在
           により、スイス・フランはドル、ユーロに次ぐ重要な国際通貨となっ
           ている。1990年前半までは好景気基調を維持していたが、同年後半よ
           り世界的な経済低迷の流れを受け、1991年より3年連続でマイナス成
           長が続いた。しかし、ヨーロッパ各国の景気が回復の動きを見せた
           1994年にはGDP(国内総生産)成長率2.1%のプラス成長に転じ、消費者
           物価上昇率も0.8%と安定した。だが、標準税率6.5%のEU型付加価値税
           を導入した1995年には2.1%に再度上昇した。1990年までは1%を切る
           状況が続いていた失業率も、1993年には4.5%、1994年には4.7%と急激
           に上昇、1997年頃をピークに落ちつきを見せたが2004年、再び4%台
           に上昇している。
           1998年は実質成長率で2.1%となり、2000年は3.4%。2001年は世界経済
           後退の影響をうけて0.9%に低下、2002年はドイツ向け輸出の落ち込
           みなども加わり0.1%となった。2003年度はマイナス0.4%と更に悪化し
           たが、2004年度は景気回復に伴い2.1%を達成。2005年は0.9%、2006年
           は輸出が順調で2.7%と過去6年間で最高を記録。2007年は2.0%、2008
           年は1.9%。スイス最大の金融機関UBSは米国のサブプライムローン問
           題により損失が拡大、公的資金の注入を受けることが決まったものの
           スイス・フランは急落しており2009年の成長率はマイナス1.9%となっ
           た。基幹産業である機械工業も不振で通常の76.4%まで稼働率が下がっ
           たが、2010年に入り回復基調に転じ2010年成長率は2.8%となり、2011
           年も2年連続プラス成長の1.9%だが、スイス・フラン高の影響から成
           長率が鈍った。2012年の財政収支決算については12.6億スイスフラン
           の黒字となり、貿易黒字は過去最高を記録した。
           2015年に入ってからは、スイスフランのユーロ等に対する為替相場高
           騰の影響もあり、成長率は鈍化していたが2016年からは穏やかに回復
           している。貿易収支・経済収支とも安定的な黒字を維持。財政収支は
           ほぼ均衡し、堅実な財政を維持している。
           2019年8月、第2四半期の輸出入、ともに6四半期で最高額。

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14.知っておくと便利な電話番号
        ●国番号: スイス:41 日本:81
        ------------------------------------------------------------------
        ●在スイス日本国大使館 Japanische Botschaft in der Schweiz
          Engestrasse 53, 3012 Bern
          TEL: 031-300-2222 FAX: 031-300-2255/031-300-2256(領事部)
        ------------------------------------------------------------------
        ●日本貿易振興機構 JETRO (ジュネーブ)
          80, Rue de Lausanne 1202 Geneve
          TEL: 022-732-1304 FAX: 022-732-0772
        ------------------------------------------------------------------
        ●ジュネーブ日本倶楽部 The Japan Club of Geneva
          TEL: 078-405-0732 E-MAIL: mail@japanclubge.ch
        ------------------------------------------------------------------
        ●スイス-日本商工会議所 Swiss-Japanese Chamber Of Commerce
          P.O. Box 509 CH-8024 Zurich 
          TEL: 044-381-0950 
        ------------------------------------------------------------------
        ●JCZ  ジャパン・クラブ・チューリッヒ
          Farberstrasse 6 (4F), 8008 Zurich
          TEL: 078-739-0684
          Email:  jcz@japanswiss.ch
        ------------------------------------------------------------------
        ●観光案内所 Tourist Information
          Im Hauptbahnhof Nordtrakt 8001 Zurich 
          TEL: 044-215-4000
        ------------------------------------------------------------------
        ●空港フライト情報 チューリッヒ国際空港
          TEL: 0900-300-313(フライトインフォメーション)
        ------------------------------------------------------------------
        ●国際電話(日本宛)             TEL: 00-80-0をとった
                                                   市外局番-相手の番号
        ------------------------------------------------------------------
        ●国際電話(その他)             TEL: 00-国番号-     〃
        ------------------------------------------------------------------
        ●緊急(警察)                   TEL: 117
        ------------------------------------------------------------------
        ●緊急(消防車)                 TEL: 118
        ------------------------------------------------------------------
        ●緊急(救急車)                 TEL: 144
        ------------------------------------------------------------------
        ●緊急医紹介サービス           TEL: 0800-33-66-55
        ------------------------------------------------------------------
        ●薬局(24時間営業)ベルビュー   TEL: 044-266-6222
         (Bellevue Apotheke)
        ------------------------------------------------------------------
        ●薬局(インフォメーション)     TEL: 0900-55-3555
        ------------------------------------------------------------------
        ●紛失物取扱所(チューリッヒ市紛失物取扱所)       TEL: 044-412-2550
                                                     (月~金  8:00~18:30)
        ------------------------------------------------------------------
        ●郵便局                       TEL: 0848-888-888
        ------------------------------------------------------------------
        ●鉄道(予約・案内)(SBB)         TEL: 0848-44-66-88
        ------------------------------------------------------------------
        ●タクシー会社
          ・チューリッヒ・タクシー (Zuri Taxi)
           TEL: 044-222-2222
          ・タクシー・444 (Taxi 444)
           TEL: 044-444-4444
          ・タクシー・7×7(Taxi 7×7)
           TEL: 044-777-7777
        ------------------------------------------------------------------
        ●主な航空会社一覧
          ・日本航空 Japan Airlines
           TEL: 0844-888-777(予約・案内/日本語専用)
        -----------------------------------------------------------------
          ・全日空 All Nippon Airways
           TEL: 0800-897-679(予約/案内)
        -----------------------------------------------------------------
          ・Swiss International Airlines
           TEL: 43-547-9919
        -----------------------------------------------------------------
          ・Air France
           TEL: 0848-747-100
        -----------------------------------------------------------------
          ・British Airways
           TEL: 044-800-92-22 (予約)
        ------------------------------------------------------------------
        ●主な旅行会社一覧
          *ジュネーブに下記の会社がある。
         ・HIS海外支店 ジュネーブツアーデスク
          MIKI TRAVEL AGENCY SA
          1-3, rue de Chantepoulet, 1201 Geneva
          TEL: 022-731-5144

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生活情報

1. 入国・入境関連
    渡航安全情報:
    --------------
        *治安・安全詳細及び最新情報は
        【外務省海外安全ホームページ】で確認できる。
         https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_159.
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    ビザ:
    ------
        *180日間で90日以内の滞在にはビザなしで入国できる。90日を超えて滞在
         する場合は、入国前に滞在する行政区の申請機関へ滞在許可を申請する。
         申請方法、必要書類は入国目的によって異なるので、日本のスイス公館に
         問い合わせること。
        *パスポートの残存有効期間は、10年以内に発行され、かつ有効期限が
         スイス出国予定日から3ヶ月以上残っている旅券を所持している必要が
         ある。
        ※スイスの滞在許可は、リヒテンシュタインでも有効。
        *日本のスイス公館は次のとおり。
            ●スイス大使館
              〒106-8589  港区南麻布5-9-12
                          TEL: 03-5449-8400
                          FAX: 03-3473-6090

    入国:
    ------
        *持ち込み制限は以下の通り。
         ・現地通貨:無制限
         ・外貨:無制限
         ・タバコ:タバコ200本又は葉巻50本又は刻みタバコ250g(17歳以上)
         ・アルコール:度数15度以上1L、度数15度以2L(17歳以上)
         ・その他:食品:1日相当消費量。カメラ:2台(免税)
                  上記以外の品物:合計CHF300迄、携行品は私物のみでそのまま
                  持ち帰るもの
         ・持込禁止品:肉・魚製品、牛乳・乳製品、ハチミツ、EU,周辺ヨーロッ
                      パ国産以外の動物製品等、麻薬、大麻、アブサンやその模
                      倣品、麻酔薬等
         ・備考:鳥類、植物、土、果物、武器などの持込持出は税関に確認要

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2. 各種届け出
    滞在許可証:
    ------------
        *3ヵ月以上滞在する人は滞在許可証を申請する必要がある。必要書類等、
         詳細については、下記に問い合わせること。
         ●Migrationsamt des Kanton Zurich
           Berninastrasse 45,
           Postfach 8090 Zurich
           TEL: 043-259-8800
        *許可は1年毎の更新。EUとの二国間協定により、EEAの国籍を持つ者への
         滞在許可証は非就労の場合、スイス全域で5年間有効で、上記の条件が
         継続的に満たされていれば管轄当局で自動的に延長できる。就労の場合
         は、各州により条件により異なる。

    住所登録:
    ----------
        *居住地区の管轄区役所へ届ける。

    在留届:
    --------
        *3ヵ月以上滞在する場合は邦人保護、日本政府からの各種通知などのた
         め在ジュネーブ日本国総領事館に在留届を出す必要がある。
        *住所が変更した時、また帰国の際の届出も必要。
        *日本領事館は土・日及びスイスの祭日と日本の一部の祭日は休館。

    在外日本公館取扱いの届け:
    --------------------------
        *日本の区役所、市役所の役目をしているのが在外日本公館(大使館領事
         部、総領事館)で、各種届けの受理や証明書の発行を行っている。
        *各種届や証明書の申請の際は必ずパスポート持参のこと。
        *取り扱う届け及び証明書
          (1) パスポート申請
          (2) 在留届
          (3) 戸籍・国籍関係届
          (4) 在留証明
          (5) 身分事項証明
          (6) 翻訳証明
          (7) 印章証明
          (8) 署名(拇印)証明
          (9) 警察証明
          (10) 運転免許証翻訳証明
        *届け出は無料、証明書及びパスポートは手数料がかかる。

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3. 銀行と口座開設
        *スイスでは請求書類の支払方法は、現金で行われず、請求書形式による
         支払いを行うのが一般的である。その場合の支払は、郵便局での現金支
         払となるか銀行からの引落としとなる。

    銀行:
    ------
        *銀行の営業時間は月~金 8:30~16:30。土・日曜・祝日は休み。但し空港
         内の銀行は無休。(※窓口によって異なる)
        *一般の人が使用する銀行として州立銀行(Banque Cantonale)、UBS、Cred
         it Suisseなどがある。

    口座:
    ------
        *口座の種類としては当座預金、給与預金、普通預金、定期預金がある。
         利息や一回の引出し可能額などは口座により異なる。
        *口座の開設方法は簡単。銀行に置いてある申込書に必要事項を記入し、
         それにパスポート(滞在許可証が記載されているもの)または外国人登録
         書を添えて窓口に提出するとすぐに手続きをしてくれる。
        *普通預金は居住ビザがなくても開設できる。

    キャッシュカード:
    ------------------
        *24時間使用可能な自動支払機が銀行内、または町中にあり、いつでも現
         金を引き出すことができる。

    日本の銀行一覧:
    ----------------
       *日本の銀行はスイスにはない。

    その他:
    --------
        *スイスも他のヨーロッパ諸国と同様、デパート、スーパー等の買い物は
         もとより、家賃、ガス代、医療費、学校の授業料に至るまで小切手支払
         いが一般化している。
        *西欧諸国で通用していた"Eurocheque"が廃止され、オフライン・デビッ
         ト機能つきの電子小切手がこれに替わる。

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4. 住居
        *スイスでは賃貸住宅のほとんどが個人か企業の所有である。したがっ
         て、不動産管理会社が所有者からの委託を受けてアパートの管理を行っ
         ている。賃貸住宅は家具無しがほとんどで、家賃が非常に高い。月額20
         万(3DK)以下の物件を捜すのは不可能に近い。さらに、外国人に貸した
         がらない家主が多いため、外国人が適当な住居を捜すのは非常に難し
         く、相当な時間を要するのが現状。
        *家具は現地でも調達できるが、極めて高価。海外赴任者であれば、前任
         者の家具をある程度引継ぎ、不足分を購入するという形が理想的であ
         る。また、一般的にアパートの設備はよく、暖房や給湯設備は完備して
         いることはもとより、皿洗い機、レンジ、オーブン、冷蔵庫などの台所
         設備が備わっている。洗濯機については、一軒家の場合は備え付いてい
         るが、アパートなどは共同使用となっていることが多い。この場合、使
         用できる日を事前に確認する必要がある。

    賃貸か購入か:
    --------------
        *外国人の住宅購入も可能だが、価格は日本同様高い。
        *スイスでは持ち家率が約30%と非常に低く、賃貸が一般的。

    家の探し方:
    --------------
        *家を捜すには下記の方法が考えられる。5月1日~11月1日頃が賃貸契約
         更新日となっているものが多く、この時期の3ヵ月前、即ち解約予告期
         間に最も物件が多い。
          (1) 新聞広告
              不動産管理会社や個人家主が物件を掲載するので、それを見て捜
              す。安くてよい物件はすぐに借り手が見つかるので、気に入った
              物件を見つけた場合は直ちに連絡することが望ましい。
          (2) 不動産管理会社を通す。
              この場合手数料が必要。
          (3) インターネットで検索する。

    住む場所:
    ----------
        *Wiedikon地区、Leimbach地区、Unterstrasse地区、Oberstrasse地区など。

    家を見る時の注意:
    ------------------
        *環境
         通勤、通学、買い物の便利さ、子供の遊び場の有無、騒音などチェック
         する必要がある。
        *防犯対策として、管理人や警備員の有無、通用門や玄関の鍵、窓のシャッ
         ターや木戸の有無など。
        *修理が必要な箇所を見つけたら不動産管理人または家主に知らせ、入居
         前に修理してもらう。

    賃貸住宅相場:
    --------------
        *市内の場合、1部屋(15~25平方メートル)で750~2,300スイス・
         フラン、一戸建は4.5部屋(130平方メートル)3,350スイス・フランなど。
         (2021/12 homegate.ch調べ)
         ※基本的には家の新旧、広さ、家具の有無、地域などで異なる。

    契約時の注意:
    --------------
        *サインをする前に再度契約書を熟読すること。できれば弁護士のチェッ
         クを受ける。
        *備え付けの家具や備品について、退去時のトラブルを避けるため、その
         種類や程度を明記した目録を家主が作成し、借り手に手渡す。
        *家および家財の保険について加入しているかどうか確かめる。
        *一般的に期限を定めないので契約更新はない。
        *暖房費、共同管理費、アンテナ代は通常家賃に含まれている。
        *一般的にアパートの引渡しは、貸出し1日目の午後以降。
        *家賃の1%程度の金額の小さな修理は借り主が行う。
        *動物の飼育、ピアノの搬入、パラボラアンテナの設置などは事前に家主
         の許可を得る。
        *保証金はほとんどの場合、初めの1ヵ月分の管理費を含む家賃に加え、
         3ヵ月分を前納する。退去時には戻ってくるが、修理代や清掃費用など
         が引かれて返されることもある。

    その他:
    --------
        *暖房期間中に勝手に暖房のコックを閉めないこと。また、暖房中の換気
         は短時間に行うこと。
        *通常の燃えるゴミの収集は有料。スーパーなどで販売されているシール
         を貼って出す。ゴミの分別はペットボトルや缶、瓶、ガラスなどを分け、
         アパート内や公園、スーパー横に設置されているコンテナに捨てる。
         紙、ダンボールもそれぞれ収集日が決まっていて、無料で回収される。

    日本人経営の不動産一覧:
    ------------------------
        *調査中

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5. 教育
    教育制度:
    ----------
        *スイスの教育及び学校の運営は州の管轄下に置かれているため、教育制
         度は各州ごとに異なり、教育内容、方法、教師の任命などすべて各州に
         よって行われている。義務教育は全国共通で満6歳~15歳までの
         9年間。(オブバルデン州のみ5歳3ヵ月からの入学を認めている。)
        *義務教育終了後、政府は学生の大部分に職業教育を受けるよう奨励す
         る。職業教育では、実際に職場に入り見習いをしながら、週に1~2日
         間公立の職業別職業学校に通学し、あらゆる職種にわたって公認の資格
         を修得することができる。期間は3年~4年。
        *大学進学者は小学校から始まる最低12年半の教育課程を終了し、
         Maturite と称する高等学校卒業試験に合格しなければならない。
        *チューリッヒには州立大学がある。

    学期と休み:
    ------------
        *学年度は8月中旬~9月中旬に始まる。休みは自治体によって異なる。

    邦人子女の教育:
    ---------------
        (1) 現地の教育システム内での教育-公立
           ・外国人でも入学できる。
           ・授業はドイツ語で行われる。
           ・授業料は無料。
        (2) 現地の教育システム内での教育-私立
           ・ドイツ語のほか、英語で授業を行っている学校もある。
        (3)インターナショナルスクールでの教育(英語)
           ・学校名: Zurich International School
            所在地: (小学部)
                      Steinacherstrasse
                      140, 8820 Wadenswil
                      TEL: 058-750-2200
                      FAX: 058-750-2201
                    (中学部)
                      Nidelbadstrasse 49,
                      8802 Kilchberg
                      TEL: 058-750-2300
                      FAX: 058-750-2301
                    (高等部)
                      Eichenweg 2
                      8134 Adliswil
                      TEL: 058-750-2400
                      FAX: 058-750-2401
           ・私立、共学、幼・小・中・高対象
           ・英語の発音に問題がある生徒には1~2名のプライベート授業があ
            り、費用は授業料とは別料金。
           ・入学金 4,000スイス・フラン、授業料は、年額16,300~36,600スイ
           ・ス・フラン、その他に登録料、スクールバス代など。
           ・55ヵ国、約1,200名の生徒が在籍している。
           ・EALプログラムあり。
        (4)日本の教育システムでの教育
            ウスターに日本人学校がある。
           ・学校名: チューリッヒ日本人学校
            現地名: Japanische Schule in Zurich
            TEL: 044-941-1554
            E-MAIL: jszurich@bluewin.ch
           ・全校生徒は19名(2020年4月)。
           ・入学金は1,000スイス・フラン、授業料は年間8,030スイス・フラン。
            レザンにスイス公文学園高等部がある。
           ・学校名: スイス公文学園高等部
            現地名: Kumon Leyisn Academy of Switherland
            所在地: Route de Versmont 6 CP110, CH-1854 Leysin
                    TEL: 024-493-5335
                    FAX: 024-493-5300
                    <日本事務局(横浜)>
                    TEL: 045-853-8231
           ・2022年度の校納金は48,000スイス・フランがかかる。
            校納金は寮費、食費、学校活動費、施設費、スイス国の付加価
            値税を含む。その他、医療保険料、教材費などもかかる。

    補習校:
    --------
           ・学校名: チューリッヒ日本語補習校
            現地名: Japanishc Schule in Zurich
                    TEL: 044-941-1554  (土曜日)
                    E-MAIL: hoshukoz@hotmail.com
           ・日本および多国籍子女を対象とし、幼稚部から高等部、国際部があ
            り、毎週土曜日に国語と日本語の授業を各2時間ずつ行う。
           ・入園児15名、小学一年28名、中学一年生10名の新入生を迎える。
             幼稚部から高等部まで、約200人の生徒が在籍。(2021年4月)
           ・校納金:入学金、400スイス・フラン、授業料、年間で小中学部2,010
            スイス・フラン、幼稚部1,670スイス・フラン、国際部1,850スイス・
            フラン、高等部2,100スイス・フラン。

    通信教育:
    ----------
        *全日制日本人学校に通学していない小・中学生対象の添削指導を含む
         通信教育を海外子女教育財団が行っている。
           ・通信教育:「海外子女のための通信教育  小・中コース」
            1971年文部省の許可を受けて設立された海外子女教育振興財団が、
            海外で生活する子どもたちに安定した日本の教育環境を提供する
            ために行っている通信教育。
           ・費用  費用はコースによって異なる。
         ●(公財)海外子女教育振興財団
              〒105-0002 東京都港区愛宕 1-3-4
                         愛宕東洋ビル6F
                         TEL: 03-4330-1345(通信教育に関する問い合わせ)
                         FAX: 03-4330-1355
           関西分室
              〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田 3-4-5
                         毎日新聞ビル3F
                         TEL: 06-6344-4318
                         FAX: 06-6344-4328

    ハイスクールへの進学:
    ----------------------
        *現地校、インターナショナルスクール、国内校に進学するケースがあ
         る。
    
    教育関係の情報の入手:
    ----------------------
           ・現地の教育委員会
           ・(公財)海外子女教育振興財団(連絡先は前項「通信教育」参照)
            海外の日本人学校、補習授業校に対する財政的援助・教育的援助を始
            め、海外・帰国子女教育のために必要な各種教育事業及び教育環境整
            備事業を行い、教育相談室、通信教育、外国語教室、雑誌・マニュア
            ルを刊行している。

    現地語の学習:
    --------------
        *私立の語学学校も多数あり、フランス語、ドイツ語、英語をはじめ他の
         ヨーロッパ諸国の言葉も受講できる。
        *大学の留学生を対象とした語学の特別講座にも空席があれば、一般人も
         聴講できる。

    幼稚園(キンダーガーテン/ナーサリースクール):
    ------------------------------------------------
        *日本語補習校に幼稚部が設置されている。
        *現地幼稚園は対象が各市町村によって異なる。使用言語はドイツ語。
         (無料)

    ベビーシッター:
    ----------------
        *スイス最大手のベビーシッター仲介会社Pro Filiaによると、ベビーシッ
         ター不足によりマッチングが難しい状況。知人の紹介か大学の掲示板を
         利用するのが一般的。

    P.T.A.:
    --------
        *チューリッヒ日本人学校にある。

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6. 医療
    衛生状況と医療事情:
    --------------------
        *衛生状況は極めて良好で、下水道も完備している。
        *医療水準は高く、設備も良い。また、医療・手術など不可能な病気もな
         く、すべての検査が可能。

    水の状態:
    ----------
        *水は飲料水としての飲用は可能。ただし。石灰分を多く含んでいるため
         長期にわたり飲用すると健康によくないので、濾過してから飲用する
         か、市販のミネラルウォーターを飲用するのが一般的。

    衛生上の注意事項:
    ------------------
        *特になし。

    特殊な病気:
    ------------
        *特に風土病というものはないが、登山、川遊びなどをする人は用心のた
         め破傷風の予防接種をすると安全。
        *春から秋にかけてダニを介したウィルス性脳炎が発生しており、この時
         期に標高1,500m以下の山道や湿地帯を歩行する際は次のことに注意す
         る。
         (1)ダニは木の低いところや草むらにいるので、森や公園を散策する時
            は、決められた散歩道や遊歩道を歩く。
         (2)長袖、長ズボンが好ましい。また、帽子、スカーフを着用し、靴も
            サンダルのようなものは避け、足を完全に覆うものを履く。
         (3)ダニ除けスプレーを利用する。
         (4)子供を同伴する場合は、外出から戻った時はダニに刺されていない
            か、子供の全身を確認する。
        *2019年12月、中国政府より世界保健機関(WHO)に対して、中国湖北省武
         漢市で発生した原因不明の肺炎を引き起こす新型コロナウイルス感染症
         が報告された。2020年1月より中国湖北省を中心に報告されていたが、
         3月には全世界各地まで感染が拡大している。WHOが新型コロナウイルス
         は「パンデミック」であると表明した。予防策としては、マスクの着用、
         手洗い、うがい、換気など感染予防に努め、各国・地域の入国制限措置
         及び入国後の行動制限措置を確認すること。
         https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

    医療制度:
    ----------
        *スイスは医薬分業制で、基本的には医師の処方箋がないと購入できない
         が、抗生物質など一部を除いて処方箋なしでも購入できる薬がある。
        *スイスでは州立の総合病院、赤十字病院または他の公・私立病院では直
         接外来を受け付けていない。診察を受けたい場合は、緊急の場合を除い
         てホームドクターの紹介状が必要。
        *診察を受ける場合は、予約が必要。
        *医療費は後日請求書が送付されてくるので、郵便局で支払うか、銀行よ
         り送金することになる。

    ホーム(ファミリー)ドクター:
    ---------------------------
        *一般的にスイスの家庭ではホームドクターを持っている。外国人はホー
         ムドクターを決める必要はないが、決めておくといろいろと便利であ
         る。病気の場合、まずホームドクターが診察し、必要であれば専門病院
         に紹介状を書いてくれる。指定医を選ぶ場合は、救急を要する時などを
         考えるとできるだけ居住地区内で選んだ方が便利である。
        *日本と同様多くの開業医は木曜日の午後休診にしているところが多い。

    救急車のシステム:
    ------------------
        *救急車を呼ぶ番号は144番で、救急の連絡先は各州で決められている。
         救急車の1回呼び出し料金は約150スイス・フラン。

    専門医:
    --------
        *歯科
             Zahnarztpraxis Dr. Med. Dent. M. Busin
             stauffacherstrasse 45 
             8004 Zurich
             TEL: 043-3171080
             設備、技術とも問題はないが、治療費が高いので、保険に加入する
             こと。

    処方箋と薬局:
    ---------------
        *薬は基本的には医師の処方箋を持って薬局から購入する。ただし、多少
         の薬なら各個人医師でも保有している。
           ●24時間営業の薬局
             Bellevue Pharmacy
             Theaterstrasse 14,
             CH-8001 Zurich
             TEL: 044-266-6222

    医療保険:
    ----------
        *外国人も含め、スイスに居住するすべての者は健康保険に加入すること
         が義務づけられている。(基礎保険)
        *基礎保険では誰でも、どこの保険会社でも同じ保障が得られる。
        *基礎保険に加え任意で追加の保険に入ることができる。このとき基礎保
         険と同じ会社でなくてもかまわない。

    主な病院:
    ----------
        *大学病院 (Universitat Spital)    総合病院
         Ramistr 100, 8091 Zurich
         TEL: 044-255-1111
        -----------------------------------------------------------------
        *小児病院 (Kinderspital)
         Steinwiesstr, 75, 8032 Zurich
         TEL: 044-266-7111

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7. 自動車
        *スイスで生活する上で、自動車は必需品である。スイスの交通事情は極
         めて良く、運転マナーも非常によい。また、日本のような交通渋滞もな
         い。

    運転上の諸注意:
    ----------------
        *車は右側通行で、右方車優先。
        *速度制限は、住宅地では時速50km/h、一般道路では時速80km/h、高速道
         路では120km/h。
        *すべての座席にシートベルトの着用が義務づけられている。7歳未満の
         子供は許可されたチャイルドシートに、7~12歳の子供はどの座席でも
         着用が義務付けされているが、150cm以上の子どもは適用から除外される。
        *高速道路使用料を年頭に郵便局、税関などで納入しステッカーをもらっ
         ておく。ステッカーなしで高速道路に進入すると100スイスフランの罰金
         となる。

    運転免許:
    ----------
        *観光または短期の滞在の場合は、日本の運転免許証、または国際運転免
         許証で運転できるが、居住する場合は、1年以内にスイスの運転免許に
         書き換えなければならない。
        *日本の免許証からスイスの免許証に書替える場合は、書替えできる条件
         および必要書類は各州によって異なるので、地域の警察署か交通局に問
         い合わせること。
        *日本はスイスと協定を結んでいるので、日本人は無試験でスイスの免許
         を取得することができる。ただし、居住後1年以上経過していると通常
         の試験を受けなければならない。
        *申請用紙、日本の免許証、国際運転免許証、視力テスト証明、写真2
         枚、住所を証明できるものを添えて州の役所に申請する。必要なものは
         州によって多少異なるので、居住する地域の警察もしくは交通局で確認
         のこと。
        *スイス内で、他州に転居する時も申請を2週間以内に行う。
        *新規に取得する資格は普通車18歳以上。スイスでは免許取得申請を行う
         と、まず救助レッスンを10時間受けなければならない。次にその受講証
         明書を教習所に提出し、8時間の交通法規の授業を受ける。実地教習は、
         最初の日からいきなり一般道路で行う。実習は教官でなくても、3年以
         上の経験のある24歳以上の者ならば認められる。教習をすべて終了した
         ら、交通法規と路上試験を受ける。交通法規試験はドイツ語、イタリア
         語、フランス語、英語で受けられるが、日本語はない。実地テストは3
         度落ちると、専門家による適性テストを受けなければならない。異常が
         なければ、再テストを受けられる。
         ●運転免許証に関する問い合わせ
           Uetlibergstrasse 301 8036 Zurich
           TEL: 058-811-3000

    車の購入:
    ----------
        *ディーラーから新車を購入する際はディーラーによっては手付金が必要
         なことがある。登録に必要な書類をディーラーに預け、登録手続きを代
         行してもらう。自動車代金と代行手続き料のほか、ナンバープレート
         代、登録料、自動車税がかかる。
        *個人から購入する場合、売り手から必ず車検証を入手すること。売り手
         はナンバープレートの返還と車検証の取消を行う。買い手はService des
         Automobiles et de la Navigationに行き、新しい車検証入手の手続きを
         する。身分証明書、車検証のほか自動車強制保険に入っている証明書が
         必要。
        *中古車を購入する場合、中古車査定標準価格はTouring Club Suisseで
         発行されている売買価格表(Angus de l'Automobile)を参考にすること。

    車検:
    ------
        *3年毎に車検場でのチェックが必要。

    自動車保険:
    ------------
        *車両登録に際し、強制保険加入は不可欠。前もって保険会社に連絡し、
         保険加入済みの証明書を取得する必要がある。保険は以下の3種類。
         1. 強制保険(Responsabilite civile)
            事故相手の損害をカバーする。
         2. 任意保険(Casco)
            自損のための保険。
         3. 同乗者保険(Assurance Occupant)
            被保険者の運転手の過失による事故で、本人または同乗者が負傷し
            た場合の保険。

    自動車団体:
    ------------
        ●Touring Club Suisse(TCS サービスセンター)
           Chemin de Blandonnet 4  1214 Vernier
                  緊急サービス
                  TEL: 0844-888-111 (月~金 8:00-18:00)
                  TEL: 0800-140-140(事故、故障の場合)
その他:
    --------
       *日本の運転免許証
        ・海外渡航中に有効期間が失効する場合
         通常、免許証の更新期間は誕生日をはさんだ2ヵ月間だが、海外渡航
         中などやむを得ない事情で更新手続きができない場合、事由を証明す
         る書類を提出すれば「更新期間前の更新手続き」が可能。
         ただし、この手続きを行った場合、更新日から直近の誕生日までを1
         年として計算するため、更新後の有効期間が通常よりも短くなる。
         ※必要書類等については、運転免許センターで確認すること。

        ・海外渡航中に有効期間満了により免許が失効した場合
         新たに免許を取得する必要がある。ただし、下記の場合は特別措置が
         適用される。
          (1)失効日から6ヵ月を経過しない場合
             免許試験のうち、技能試験及び学科試験が免除される。
          (2)失効日から6ヵ月を経過し、3年を経過しない場合
             海外滞在などやむを得ない事情のために更新ができなかった場合、
             失効後、最初に帰国した日から1ヵ月以内であれば、免許試験の
             うち、技能試験及び学科試験が免除される。
           ※海外滞在期間を証明するパスポート(出入国記録があるもの)など
             の提示が必要。詳細は運転免許センター等で確認すること。

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8. 保険
        *一般の保険には大きく分けて下記の種類がある。
          ・健康保険(民間)
          ・傷害保険
          ・生命保険
          ・家財総合保険
          ・自動車保険

    日本の主な保険会社一覧:
    -----------------------
      ●三井住友火災保険(株) MS Amlin AG
        Kirchenweg 5, 8008 Zurich

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9. 衣類
    衣料品全般についての注意:
    --------------------------
        *服装は日本とほぼ同じ。ただし、夏服を着る機会が日本より多少短い。
         冬は厚手のコートが必要。
        *衣料については、一般的に男性の既製服は袖が余る傾向にある。女性も
         のは38号(日本の9号に相当)以上であれば、何でも揃っている。
        *靴は男性用のものは、種類およびデザインとも豊富。女性の場合は、
         23cm未満の靴は品数が限られている。
        *乳幼児服や小学校低学年までの子供服は多くあるが、ローティーン用の
         子供服が少ない。

    衣料サイズ表:
    --------------
        *男物サイズ
          ワイシャツ:
          --------------------------------------------------------------
          英国・米国       14  14 1/2  15  15 1/2  16  16 1/2  17  17 1/2
          --------------------------------------------------------------
          欧州            36    37    38    39    40    41    42    43
          --------------------------------------------------------------
          オーストラリア  36    37    38    39    40    41    42    43
          --------------------------------------------------------------
          日本のサイズ    36    37    38    39    40    41    42    43
          --------------------------------------------------------------

          スーツ・コート・セーターなど:
          --------------------------------------------------------------
          英国・米国       34    36    38    40    42    44    46    48
          --------------------------------------------------------------
          欧州            44    46    48    50    52    54    56    58
          --------------------------------------------------------------
          オーストラリア  <---- S ----><--- M ----><--- L ----><--LL->
          --------------------------------------------------------------
          日本のサイズ    <---- S ----><--- M ----><--- L ----><--LL->
          --------------------------------------------------------------

          靴下:
          --------------------------------------------------------------
          英国・米国       --    9.5   10   10.5   11   11.5   12   12.5
          --------------------------------------------------------------
          欧州            --    39    40    41    42    43    44    45
          --------------------------------------------------------------
          フランス        --    39    40    41    42    42    43    44
          --------------------------------------------------------------
          日本のサイズ    23   24.5  25.5  26.5   28   29.5   --    --
          --------------------------------------------------------------

          靴:
          --------------------------------------------------------------
          英国          5 1/2    6  6 1/2    7  7 1/2          8    --
          --------------------------------------------------------------
          米国             6  6 1/2    7     8           9    10    11
          --------------------------------------------------------------
          欧州            38    39    40    41    42          43    --
          --------------------------------------------------------------
          オーストラリア         6    6.5          7    7.5    8    --
          --------------------------------------------------------------
          日本のサイズ    24   24.5   25   25.5   26   26.5   27   27.5
          --------------------------------------------------------------

        *婦人サイズ
          洋服:
          -------------------------------------------------------
          米国             8    10    12    14    16    18    20
          -------------------------------------------------------
          欧州            36    38    40    42    44    46    48
          -------------------------------------------------------
          英国            32    34    36    38    40    42    44
          -------------------------------------------------------
          オーストラリア  12    14    16    18    20    22    24
          -------------------------------------------------------
          日本のサイズ     7     9    11    13    15    17    19
          -------------------------------------------------------

          ブラウス・セーターなど:
          -------------------------------------------------------
          英国            32    34    36    38    40    42    44
          -------------------------------------------------------
          米国            --    32    34    36    38    40    42
          -------------------------------------------------------
          欧州            --    40    42    44    46    48    50
          -------------------------------------------------------
          日本のサイズ     7     9    11    13    15    --    --
          -------------------------------------------------------

          靴下・ストッキング:
          -------------------------------------------------------
          英国・米国         8    8.5    9    9.5   10   10.5  11
          -------------------------------------------------------
          欧州             35    36    37    38    39    40   41
          -------------------------------------------------------
          フランス/ドイツ   0     1     2     3     4     5    6
          -------------------------------------------------------
          日本のサイズ    20.5  21.5  22.5   24   25.5  26.5  --
          -------------------------------------------------------

          靴:
          -------------------------------------------------------
          英国            3.5    4    4.5    5    5.5    6    6.5
          -------------------------------------------------------
          米国             5    5.5    6    6.5    7    7.5    8 
          -------------------------------------------------------
          欧州            35    36          37          38
          -------------------------------------------------------
          オーストラリア  5.5    6    6.5    7    7.5    8    8.5
          -------------------------------------------------------
          日本のサイズ    22   22.5   23   23.5   24   24.5   25 
          -------------------------------------------------------

    バーゲンセール:
    --------------
        *年に2回、夏と冬に開催される。

    クリーニング:
    --------------
        *スイスのクリーニングの仕上がり状態はよい。日本とあまり変わら
         ない。預けてから仕上がるまでの日数は3~7日程度。急ぎの場合、
         翌日に仕上がるサービスがあるが、料金が高くなる。
        *クリーニング料金は高い。

                                                           更新日:XXXXX.XX.XX
10.食料品
    料理・食品:
    ------------
        *食品はほとんどのものが手に入る。
        *代表的スイス料理としては、各種フォンデュがあげられる。また、溶け
         たチーズをゆでたジャガイモにからめて食べるラクレットや、焼ソー
         セージにソースをかけたブラートヴルストはポピュラーなメニュー。
        *チーズやワインはそれぞれの地方色があり、種類も豊富。特にチーズの
         種類は驚く程多い。
        *ビールも国内で生産されているものが10種類以上もある。ワインも世界
         的に見て抜きんでて優秀なワインはないが、味はフランスのワインにひ
         けめをとらない。
        *チューリッヒには薄切りの仔牛の肉をクリームや白ワインで煮込んだ
         ゲッシュネッツェルテスやレーシュティというポテト料理、レバーブロ
         シェフトなどの名物料理がある。

    食料品店:
    ----------
        *日本食品は市内にある日本食品店で入手できるほか、中国食品店などで
         もちょっとしたものなら入手可能。日本食品店にはカリフォルニア米を
         はじめとして何でも揃っている。出張販売があるので、それを利用する
         こともできる。ただし、価格は極めて高い。

    日本食料品店一覧:
    ------------------
      ●西 ショップ Nishi's Japan Shop
        Schaffhauserstr. 120 8057 Zurich
        TEL: 044-363-1163 E-MAIL: info@nishishop.ch
      -----------------------------------------------------------------
      ●Yumi Hana
        Schutzengasse 4 8001 Zurich
        TEL: 044-211-5757

    食器・台所用品:
    ----------------
        *食器と台所用品は和風のものを除けばほとんど現地で調達可能。日本式
         のおろし金、すり鉢、巻きす、漬物器、出刃包丁などがあれば日本から
         持参すると役に立つ。

    レストラン:
    ------------
        *日本食レストランは市内に数軒ある。"SALA OF TOKYO"、"TAKANO"など。
        *ミートフォンデュやチーズフォンデュ、フォンデュ・シノワーズなどの
         スイス料理店の他、フランス、スペイン、中華、ギリシャなどのレスト
         ランもある。
      ●Sala of Tokyo
        Schutzengasse 5  CH-8001 Zurich
        TEL: 044-271-5290 E-MAIL: info@sala-of-tokyo.ch
      -----------------------------------------------------------------
      ●Restaurant Takano City
        Lowenstrasse 29 8001 Zurich
        TEL: 044-463-2228 FAX: 044-461-7554
      -----------------------------------------------------------------
      ●ICHIZEN
        Kanzleistrasse 15 8004 Zurich
        TEL: 043-477-8080 E-MAIL: welcome@ichizen-japan-restaurant.ch

                                                      更新日:XXXXX.XX.XX
11.交際
    交際:
    ------
        *チューリッヒには日本人会がある。
          ●JCZ ジャパン・クラブ・チューリッヒ

    接待:
    ------
        *自宅に招いて食事する。既婚者を招待する場合は、夫婦揃って招待する
         こと。洋風にアレンジした和食が喜ばれる。

    使用人の使い方:
    ----------------
        *使用人を雇うことは滅多にない。

                                                           更新日:XXXXX.XX.XX
12.教養・娯楽・スポーツ
    教養(アダルト・スクール・図書館・美術館など):
    --------------------------------------------
        *中央駅の裏手にある国立博物館では、スイスの先史時代から現代までの
         歴史や文化を知る上で欠かせない品々が展示されている。他に、マイセ
         ン・ギルト会館では美しい陶器が、そして、スイスの偉大な画家たちに
         加え、モネやムンクなどのコレクションを展示するチューリッヒ美術館
         などがある。

    娯楽・スポーツ:
    ----------------
        *スイスはスポーツが非常に盛んで、あらゆるスポーツが行われている。
         人気のあるスポーツとしては、サッカー、冬はスキー、スケート、アイ
         スホッケーなどがあげられ、中でもサッカー熱は他のヨーロッパ諸国に
         負けない。スキー場は設備も数も充実している。
         また、テニスやゴルフも盛んで、テニスコートは多数の市営やプライ
         ベートコートが時間単位で借りられ、ゴルフ・クラブも近郊にドルダー・
         ゴルフクラブとツミコンのゴルフ・カントリークラブ・チューリッヒの2
         つのゴルフ場がある。

    ボランティア活動:
    ------------------
        *ジャパン・クラブ・チューリッヒでボランティア活動がある。

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13.日本から持参すると便利なもの・持参しなくてよいもの(引越お荷物としてお引取りできないものもあります)
    日本から持参すると便利なもの:
    ----------------------------
        ☆商品により、最新の国の輸入規定・航空便・船便の規定を確認の上、
          持参すること☆

        ◆エリア別必需品
          スイス:防寒対策-ヒートテック、ネックウォーマー、イヤーマフラー、
                 使い捨てカイロ

    -----------------------------------------------------------------------
        ●衣類
        ・下着:現地ではサイズが合わない、品質が悪い場合も多いので、普段使用
              しているものを持参した方が良いた方が良い
        ・ワイシャツ:日本人サイズに合うものは見つけにくいので、普段使用して
                    いるものを持参した方が良い
        ・靴下:女性のストッキングは日本のが良質で安価のため、日本から持参し
              た方が良い
        ・フォーマルな服:海外ではホームパーティの機会もあるため、持参すると
                        良い。どの国でも男性はダークスーツ、女性はワンピー
                        スが一般的

        <必需品>
         下着
         部屋着・パジャマ
         フォーマルウェア
         上着
         肌着

        <持参すると便利>
         普段着
         防寒着(フリース・カーデガン)
         靴下
         浴衣
    -----------------------------------------------------------------------
        ●服飾雑貨
        ・靴:外国人と日本人は足の形やサイズも違うため、特に男女ともに小さい
            サイズは見つけにくいので自分の履きなれた靴を持参すると良い
        ・靴:フォーマルの場合、かかとのない靴はマナー違反なので、かかとのあ
            る靴を一つは持参した方が良い

        <必需品>
         革靴
         スニーカー
         帽子
         メガネ

        <持参すると便利>
         サンダル(スリッパ)
         サングラス
         手袋
         装飾品
         腕時計
    -----------------------------------------------------------------------
        ●子供用品
        ・子供用品:欧米などはデザイン性に優れたものはあるが、質の高いものは
                  海外では少ないので、持参すると良い

        <必需品>
         子供服
         おむつ
         おしりふき
         粉ミルク
         幼児用の子供服

        <持参すると便利>
         ベビーカー
         遊具
    -----------------------------------------------------------------------
        ●洗面用具・日用雑貨
        ・歯ブラシ:海外はサイズが大きいことので、日本から持参するのが良い
        ・基礎化粧品:センシティブな肌質の人は、自分にあったものを持参すると
                    良い
        ・バス用品:シャンプー、リンスなど海外でも購入可能だが、日本人の肌質
                  や髪色に合うものは少ないので、お気に入りがあれば日本から
                  持参すると良い

        <必需品>
         歯ブラシセット
         基礎化粧品
         日焼け止め
         リップクリームUV
         保湿ティッシュ
         髭剃り
         ドライヤー
         爪きり
         耳かき
         薄手のタオル
         ゴム手袋
         輪ゴム
         スリッパ
         コンタクトレンズ

        <持参すると便利>
         メイク用品
         除菌ウエットシート
         シャンプー・コンディショナー
         ボディーソープ
         メイクおとし
         フェイスソープ
    -----------------------------------------------------------------------
        ●日本食・和食器・キッチン用品
        ・和食:海外でもかなり手に入るため、あまり持参の必要はない
        ・和食器:普段使いのものや、お客様用など1セットは持参すると良い
        ・調理器具:日本食を作るのに必要な器具は揃いにくいので、普段使いの
                  ものを持参すると良い

        <必需品>
         味噌
         だし類
         和食器
         お弁当箱
         包丁
         まな板
         すり鉢
         おろし金
         しゃもじ
         ざる
         急須
         醤油さし
         箸
         ラップ類

        <持参すると便利>
         醤油などの調味料
         ふりかけ
         日本のレトルト商品
         缶切り
         計量スプーン
         湯呑
    -----------------------------------------------------------------------
        ●電化製品
        ・電化製品は現地でも購入可能だが、日本製のものの方が性能が良く小型で
         使いやすい
        ・チューリッヒ:電圧230ボルト、周波数50ヘルツ

        <必需品>
         炊飯器

        <持参すると便利>
         電気ポット
         小型のオーブントースター
         ドライヤー
         OSが日本語のパソコン
    -----------------------------------------------------------------------
        ●その他
        <必需品>
         常備薬

        <持参すると便利>
         防犯ブザー
         スキミング対策用カードケース
         セキュリティポーチ
    -----------------------------------------------------------------------

       海外赴任時に役立つアプリ:
    ----------------------------
         カテゴリー名称/対象エリア/内容

       ●コミュニケーション
       ・LINE/全エリア
             国内外含めて日本人の利用が最も多い
       ・WhatsApp(ワッツアップ)/欧米
             シンプルにメッセージ送信やボイスメモが利用できる
       ・WeChat(微信:ウィーチャット)/中国
             中国では圧倒的な利用率でWe Chatpayで支払いもできる
       ・カカオトーク/韓国・アジア
             韓国では圧倒的な利用率で、グループトークの作成人数が無制限
    -----------------------------------------------------------------------
       ●通話
       ・Skype(スカイプ)/全エリア
             携帯電話・固定電話両方に対応している
       ・Viber/全エリア
             世界中どこでもメールや電話を無料でできる
    -----------------------------------------------------------------------
       ●お金
       ・Currency/150通貨
             シンプル操作で、リアルタイムでレートも確認できる
       ・TipCal/80ヶ国
             レストラン・タクシーのチップが国ごとに設定できる
       ・Alipay/中国
             個人間送金、店舗での商品購入決済が可能
       ・PayPal/全エリア
             海外送金利用アプリとして世界で最も多く利用されている
    -----------------------------------------------------------------------
       ●安全
       ・外務省 海外安全アプリ/全エリア
             GPS機能を利用して現在地及び国・地域の海外安全情報を表示できる
       ・Tile/全エリア
             大切なものに専用Tipを付けることで忘れ物検索ができる
    -----------------------------------------------------------------------
       ●翻訳
       ・Google翻訳/108ヶ国語
             全言語に対応している
       ・YUBISASHI/22ヶ国
             イラストでわかりやすい旅の指さし会話帳のスマホ版
       ・Papago - AI通訳・翻訳/13ヶ国語
             テキスト・音声・カメラそれぞれで高精度な翻訳ができる
       ・DeepL翻訳/26ヶ国語
             長文も対応可能
    -----------------------------------------------------------------------
       ●グルメ
       ・Yelp(イェルプ)/全エリア
             レストラン・タクシーのチップが国ごとに設定されている
       ・トリップアドバイザー/全エリア
             グルメだけでなく、観光名所、ホテルなど世界一の口コミ数
       ・美団(Meituan)/中国
             中国で最も有名な口コミサービス、デリバリーの注文、レストランの
             予約、クーポンが利用できる
    -----------------------------------------------------------------------
       ●宿泊
       ・Booking.com/全エリア
             世界で掲載施設150万軒
       ・Airbnb/全エリア
             民泊など各安宿を探したい時に便利
       ●旅行
       ・Trip.com/全エリア
             中国最大手オンライン旅行会社。グローバル向け旅行予約サイト
    -----------------------------------------------------------------------
       ●地図
       ・Googleマップ/全エリア
             ルート案内から、お店検索もできる
    -----------------------------------------------------------------------
       ●交通
       ・Uber/全エリア
             チップが不要でカード支払いのため、日本で利用するより格安で
             トラブルが少ない
       ・DiDi/中国
             中国の400以上の都市の4億人以上にタクシー配車、私用車配車、等の
             サービス
       ・NAVITIME Transit/全エリア
             世界の路線図が一つのアプリで使える
       ・Citi Bike/米国
             2013年に始まったバイク(自転車)シェアサービス、ステーション
             ならどこに返却しても良い
       ・美団(Meituan)/中国・EU
             2015年に始まったバイクシェアサービス。MobikeとMeituanが統合
             され「MeituanBike」に変更
       ・KINTO Go/EU
             ルート・パーキング検索やタクシーの価格比較が使える便利なアプリ
    -----------------------------------------------------------------------
       ●天気
       ・世界中の天気/200エリア
             実際の天気に合わせて背景が変わるので一目でわかりやすい
       ・AccuWeather/270エリア
             ピンポイントの雨レーダーや、2週間後までの天気がわかる
    -----------------------------------------------------------------------
       ●本
       ・kindle/日本
             月額980円で日本の本を読み放題にできる
       ・楽天マガジン/日本
             月額418円で日本の900雑誌を読み放題にできる
    -----------------------------------------------------------------------
       ●VPN
       ・HotspotShield VPN & Wifi Proxy/25ヶ国
             世界の6億人以上のユーザーに利用されている
    -----------------------------------------------------------------------
       ●ラジオ
       ・radiko(ラジコ)/日本
             VPNで接続すれば、スマートフォンで日本のラジオが無料で聴ける
    -----------------------------------------------------------------------
       ●動画
       ・Youtube/全エリア
             How toものや観光情報まで、あらゆる情報が無料で見られる
       ・Netflix/全エリア
             オリジナル作品に人気作が多い。日本のテレビドラマも人気作品は
             すぐに掲載される
    -----------------------------------------------------------------------
       ●音楽
       ・BBC Sound/全エリア
             英国BBCが制作する音楽コンテンツで、全番組、音楽も無料で聞ける
       ・Shazam/全エリア
             世界の10億人以上のユーザーが利用、あらゆる楽曲を瞬時に認識する

                                                        更新日:XXXXX.XX.XX
14.海外赴任時に役立つアプリ
15.現地購入時に役立つ情報
    衣料関係:
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    ---------------------------------------------------------------------
    (1) 既製品・洋服(普段着・パーティー用)
        現地製(サイズ・材質・種類・値段)
        男    性:・小柄な方は、サイズが見つけにくい。
        女    性:・      〃
        子    供:・      〃
    ---------------------------------------------------------------------
    (2) 下着
        現地製(サイズ・材質・種類・値段)
        男    性:・小柄な方は、サイズが見つけにくい。
        女    性:・      〃
        子    供:・      〃
    ---------------------------------------------------------------------
    (3) 靴
        現地製(サイズ・材質・種類・値段)
        男    性:・小さいサイズはあまりない。
        女    性:・    〃
        子    供:・マジックテープのついた運動靴はあまりない。
    ---------------------------------------------------------------------
    (4) 小物・装飾品
        女    性:・日本と変わらず何でも揃う。
        子    供:・      〃
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    食品・食器・台所用品:
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    (1) 現地食品
        日本と変わらない。
        主    食:・カリフォルニア米が手に入る。パン類は豊富にある。
        肉    類:・日本と同様、牛、豚、鶏、羊など揃っている。
        野    菜:・輸入品が多いので価格は高めだが、1年中豊富に揃う。
                  ねぎ以外のものはほとんどある。
           魚   :・輸入品がほとんどだが、マグロ、サケ、タコ、イカ、タイ、
                  イワシ、サバなど様々な種類がそろう。
        そ の 他:・乳製品は特に豊富。特にチーズの種類はいろいろあるので、
                  調理法も含めいろいろ試してみるとよい。
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    (2) 日本食品
        ・日本食品店で入手できるが、価格が高い。
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    (3) 台所用品
        ・和風のもの以外はいろいろある。チーズ関連の道具などはさすがに種類
         も豊富。
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    (4) 洋食器類
        ・ほぼ何でも現地調達可能。
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    (5) 和食器類
        ・純日本的なものはない。
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    住居・家具・日用品雑貨:
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    (1) 家具
        ・大体のものは揃うが、サイズが大きいので日本へ持ち帰るのは難しい。
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    (2) 室内装飾品
        ・スイス風のものなど豊富。
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    (3) 電気製品
        ・ほとんどのものは買える。
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    (4) 日用品雑貨
        ・ほぼ日本と同様に何でも揃う。
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    教育関係:
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    (1) 学習教材(書籍・学用品等)
        ・日本語書籍の入手は高価なうえ、種類が限られる。
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    (2) 運動具関係
        ・トレッキング、ハイキングの用具は本格的なものから初心者向けまで
         豊富。
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    (3) 遊び道具等・その他
        ・大体のものは購入可能。
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    保健・医療・衛生関連:
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    (1) 医薬品(家庭常備薬・衛生用品など)
        種    類:・特に問題なく手に入る。
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    (2) 化粧品・その他
        ・欧米のブランド品なども手に入る。
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    教養・娯楽・スポーツ関連:
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    (1) 娯楽品(トランプ・CD・DVD等)
        ・一通りのものはある
         CD・DVDは日本の価格よりやや高い。
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    (2) 教養品(雑誌・書籍等)
        ・日本語の出版物は購入できないものもあり、高価。

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