チューリヒ州の州都であり、スイスの空の玄関口。銀行や証券会社の集まる国際金融都市で、世界の金融市場において重要な役割を担うほか、歴史ある建物が残る風光明媚な観光の町としても名高い。その誕生はローマ時代にさかのぼり、紀元前15年に設けられた関所ツーリクムがその始まりといわれている。9世紀に修道院や城が築かれ、商工業が興ったのをきっかけに都市として発展、13世紀に典型的な中世都市としての形が整い、1351年にスイス連邦に加盟した。16世紀にスイスにおける宗教改革の拠点となったほか、18世紀には教育者ペスタロッチが宗教改革に乗り出し、20世紀初頭には前衛芸術運動の中心地となるなど、町には、古い歴史を持ちながら新しい発想を吸収していく柔軟さがあふれている。チューリヒ大学をはじめとする教育機関も多い。
*チューリッヒ州の州都チューリッヒはスイス第一の都市で、商工業、金 融、芸術、文化の中心。2000年以上の歴史があり、ローマ時代には既に 町の中心にあるリンデンホーフに税関が置かれていた。 *スイスの玄関口であり、経済の中心を担う都市でありながら、中世の建 物が並ぶ小さな町の魅力も兼ね備えている。 更新日:XXXXX.XX.XX