t@biho保険加入者のためのサイトです。
特集ページ>チェコ:プラハ
チェコ:プラハ
チェコの世界遺産

チェコの世界遺産

ヨーロッパの中欧に位置するチェコ共和国は、歴史的には西部をボヘミア地方、南東部をモラビア地方、北東部をシレジア地方と呼び、首都プラハを中心とした中世の歴史そのままの街並みが残る美しい国です。ユネスコ文化遺産も数多く登録され、国全体で文化遺産として12箇所が登録されています。これは世界平均の約2倍とされ、チェコが世界遺産大国であることがわかります。 今回はその中で最もチェコの観光地として代表的な首都プラハの歴史地区と、南チェコにある文化・芸術も豊かなチェスキー・クルムロフの街の2箇所をご紹介します。

プラハ歴史地区

ボヘミア王国の首都プラハはロマネスク、ゴシック、ルネサンスからロココ、アール・ヌーボーまで、あらゆる建築様式が混在し美しい街並みを形成していることから、「黄金の街」「百塔の街」「宝石の街」など様々に形容されています。チェコ出身の作家カフカ、アール・ヌーボー画家ミュシャのゆかりの建物や作品もあり、モーツァルトやシューベルトなど多くの芸術家にも愛された街でもあります。世界遺産に登録されているプラハ歴史地区は1000年以上の歴史があり、旧市街が中心エリアです。チェコの象徴的存在でもあるプラハ城を起点として旧市街東の火薬塔まで続く「王の道」に、カレル橋、ストラフ修道院、市民会館など現存する貴重な建築物の数々があり、見所となっています。

チェコの観光名所

プラハ城   ストラホフ修道院
プラハ城
ヴァルタワ川左岸のフラチャニ丘に建つプラハ城は、プラハで最も有名なお城です。プラハ城の歴史は9世紀に始まり、ボヘミア王国やチェコ共和国の歴史の中で重要な役割を果たしてきました。かつてのボヘミア国王や神聖ローマ皇帝の居城であり、現在はチェコ共和国の大統領府があります。世界で最も大きい城の一つであり、見所も豊富です。聖ヴィート大聖堂、旧王宮、黄金の小道、フラチャニ広場などがあり、一つの街のようでもあります。フラチャニ広場は「アマデウス」や「レ・ミゼラブル」などの映画撮影にも利用されました。
  ストラホフ修道院
ストラホフ修道院はプラハ城の南西、ぺトジーン丘にあり、1140年に建てられたチェコで最も古い男性の修道院です。現在は民族文学博物館として利用されています。見所は2つの図書室で、一つは数十万冊の書物が所蔵されている哲学ホール、もう一つは天井のフレスコ画が美しい神学ホールです。どちらもバロック様式で建てられています。
     
カレル橋   ロレッタ聖母教会
カレル橋
カレル橋は1402年に完成したゴシック様式の美しい橋です。建築家ペトル・パルレーシュの設計で、橋の欄干には歴史的な英雄や聖人の彫刻が合計30体並んでいます。その中のカトリックの聖人ヤン・ネポムツキーのレリーフには、触れると幸運になるという言い伝えがあります。昼間、橋の上には多くの露店が並び、大道芸なども行なわれます。夜になるとライトアップされ、恋人達のデートスポットとなります。
  ロレッタ聖母教会
中央にある大きな緑の塔が特徴的なのが、プラハ城の西にあるバロック様式のロレッタ聖母教会です。ロレッタ教会とは「パレスチナにあった聖母マリアの家が、天使によってイタリアのロレッタ村に運ばれた」という伝説に基づく教会です。ボヘミア地区にも各地で建てられ、プラハのロレッタ教会はその中で最も古いロレッタの一つとされています。内装はとても豪華で、美しいフレスコ画が印象的です。
     
聖ヴィート大聖堂   天文時計
聖ヴィート大聖堂
聖ヴィート大聖堂はプラハ城の内側に位置し、チェコを代表するゴシック様式の大聖堂です。多くのボヘミア王の墓もここにあります。最大の見所は「聖キュロスとメトディウス」という西側の礼拝堂にあるステンドグラスで、チェコを代表するアール・ヌーボー画家ミュシャの作品です。
  旧市庁舎・天文時計
旧市街の南東、旧市庁舎にある天文時計は15世紀に作られた中世の天文時計の一つです。上はプラネタリウムと呼ばれ、1年かけて1周する天文図を表す文字盤で、下はカレンダリウムと呼ばれ、一日に一目盛り動くように設計されています。この時計の見所は「使徒の行進」と呼ばれる仕掛けで、毎正時に12使徒が顔を出し、最後に鶏の鳴き声が聞こえる仕掛けです。旧市庁舎には70メートルの高さの展望塔もあり、プラハの街を一望できます。
     
旧市街広場   市民会館(オベツニー・ドゥーム)
旧市街広場
旧市街広場はプラハの観光名所の中で最も有名な場所で、中央にはチェコの宗教改革の先駆者でカレル大学初代総長、「チェコの誇り」として今でもチェコ市民に愛されるヤン・フスの銅像があります。この銅像を中心に、旧市庁舎や聖ミクラーシュ教会、ティーン聖母教会などがあります。建築博物館の都と言われるプラハの中心的な場所であり、歴史の舞台の中心地でもあります。
  市民会館(オベツニー・ドゥーム)
火薬塔の隣にある市民会館(オベツニー・ドゥーム)は、アール・ヌーボー様式の豪華な装飾が施された博物館のような建物で、プラハの文化の中心的施設です。見所は内部にあるミュシャなどの芸術家によるアール・ヌーボー様式の見事な装飾です。有名なコンサール・ホールであるスタミナホールでは、「プラハの春」と呼ばれる音楽祭も行われています。日本映画「のだめカンタービレ」の撮影もここで行われました。
     
ヴァーツラフ広場   国立博物館
ヴァーツラフ広場
14世紀カレル1世の時代に出来た新市街の中心となるのは、プラハで二番目に大きい広場ヴァーツラフ広場です。一番の繁華街でもあり、「プラハの春」で市民が集まった歴史的に有名な場所でもあります。
  国立博物館
ヴァーツラフ広場前にある国立博物館は、1891年建設家ヨゼフ・シュルツの設計により建てられたネオルネサンス様式の博物館です。チェコ最大の博物館として、歴史・自然史・図書館で構成されています。展示品と共に豪華な装飾の内装が目をひきます。

チェスキー・クルムロフの街並み

チェスキー・クルムロフ市は、プラハから南へ鉄道で3時間半、南ボヘミア州の小さな町です。かつては銀の採掘で栄えた街ですが、1992年に世界遺産に登録されたことから、現在は観光で人気の街となっています。クルムロフ城を含む優れた建築物および歴史的文化財が評価され、世界遺産に登録されました。赤茶の屋根と白壁の家が建ち並び、14〜16世紀頃の中世の街並みの雰囲気を残すチェコで一番美しい街と言われています。チェスキー・クルムロフ市は歴史ばかりではなく、文化と芸術の都市としても注目されており、20世紀初頭の表現主義の画家、エゴンシーレの美術館などもあります。
チェスキー・クルムロフ城   チェスキー・クルムロフ城の庭園
チェスキー・クルムロフ城
ボヘミア地区でプラハ城に次ぐ規模と歴史を持つチェスキー・クルムロフ城は、13世紀にヴィテーク家のクルムロフにより建てられたもので、その後14世紀にルネッサンス様式、その後18世紀にバロック様式に建て替えられ、現在もその姿を残しています。
  チェスキー・クルムロフ城の庭園
城の西側にある庭園は、ヨハン・クリスチャンが17世紀後半に作らせた、バロック様式が美しい広大な庭園です。庭園を上下に分ける道にカスケード噴水があり、上部分はイギリス式で緑と花がふんだんに取り入れられ、城側の下の部分はフランス様式の幾何学模様が美しいレイアウトです。
     
チェスキー・クルムロフ城内シアター   五弁のバラの祭典
チェスキー・クルムロフ城内シアター
1766年に完成した、城内にあるバロック様式のシアターです。機械仕掛けの舞台装置が備えられ、建設当時、劇場は年に2度のみ一般公開され、ロウソク灯りの中でバロック音楽と共にオペラが演じられていました。
  五弁のバラの祭典
毎年6月には、中世の領主であるロジェンベルク家の紋章にちなんだ「五弁のバラの祭典」が開催されます。地元の人々が職人、芸術家、音楽家など、中世当時の扮装をしています。伝統ある民俗舞踊や民俗劇が上演され、当時の繁栄の姿を楽しむことができます。
写真提供:Czech Tourism.com